4.0
ノアにムカつく
ノアの身勝手さ
レイチェルの献身
レイチェルの今にも折れそうな心情を思うと辛い。でも、相手の幸せを第一に願え、行動できるレイチェルの魂は美しく輝いている。なかなか、出来ることではありません。傍観者ぶってるだけ。傍観者で、あろうとしてるだけなのです。本当の傍観者は、そんなレイチェルの心を知ってか知らずか、いや、知ろうとしないノア!!
アリシアが亡くなり離婚の準備をするレイチェル。ノアが非難されないように策をこうじます。どこまで人がいいんだレイチェル!そんなレイチェルの心も知らず、結婚記念日、最後の晩餐でもアリシアの話をしようとするとノア。レイチェルは、仮にも妻なのに、レイチェルの気持ちや思いを知ろうとしない。レイチェルが悟られないように演技してるのにも気付かない、いや、気付こうともしない。すこしは気付いてるのか?いや、全くだよな、きっと。
レイチェルが可哀想で、ノアにムカついて先に進めない。どんな展開になっても、今更2人ハッピーエンドなんて、あり得ない、と思う訳ですよ。
最愛の姉アリシアが居なくなったから、じゃあ、レイチェルと、なんて!!ムシが良すぎる!!
それぞれの道を進むのが、それぞれの幸せかなと思ったりしています。
片思いでも、相手の幸せを願い行動するレイチェル。レイチェルの心の動きが、セリフや回想、表情でひしひし伝わって来る!読者はレイチェルの味方!!
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傍観者の恋