5.0
カラーでより臨場感が
グロテスクがダメなので
ポツポツと知り合いが「おもしろいよ!」というのを聞きながら手にとっていなかった作品でした
ダメ押しは、北海道の高校の同級生が
「アイヌ文化への見方変わるよ」
といったこと
クラスには、アイヌまじり、白系ロシアじりの子が数名いるのは普通のことで
差別は、かなり薄れていたものの
「あんまり関わらないほうがよさそう」なイメージでした
が、このお話を読んで
断片的に見聞きしてきたアイヌ文化をもっと掘り下げ知ることができたし
空知(樺戸監獄のある地域)で育ったので
背景も、北海道にきたことがない方よりも理解できる
炭鉱も身近で、子供の頃資料館が大好きで明治から昭和初期の展示も記憶している
北海道開拓の村も大好きで何度もいっているので(実に開拓の村の七割の建物が劇中に参考としてかかれているとか)
建物もなじみが。
加えて、複雑な人物相関図
緊迫した戦闘シーンからのほっこりギャグ(笑)
気づけば、内臓飛び散るシーンは、視点をぼんやりしてやりすごし
モノクロ版は、最後まで読んでいました
とにかく、作者さんの膨大な勉強量に敬意を表したい
色んな意味で、熱くなる作品です
ゴールデンカムイの足跡をたどるだけでも、四泊くらいかかりそうだなー
それだけ、現代でも移動距離がとんでもないのです
小樽、札幌、白老ウポポイだけなら
弾丸一泊でいけないこともないですが
いくなら、開拓の村もいくべきですね
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