Pechikoさんの投稿一覧

監督不行届

安野モヨコさんの書く庵野秀明さんの私生活

漫画家さんはもちろんですがアニメの監督の私生活、プライベートでのキャラクターが駄々漏れで面白いです。
安野モヨコさんの書かれる庵野秀明監督の絵が本当にご本人にそっくりですw
安野モヨコさんも漫画家さんなので絵がお上手なのは当然ですが本当に監督の特徴を捉えて書かれています。
クルクルクシャクシャの髪と大きな福耳が個人的にツボです。
内容によくアニメ、漫画（エヴァ以外）の話がよく出てきます。
そこまで詳しくない、ファンでもなくても注釈、解説が付いており「なるほど···」と理解が出来ます。
庵野監督はエヴァ以外のアニメや漫画のお話も沢山されるんだなぁ···と思いました。
そりゃそうなんでしょうけどやっぱりエヴァに関してしか印象がなかったものでw
どんな方でも誰かのプライベートや素のキャラクターなんかを覗き見したい好奇心ってあると思います。
妻は「さくらん」や「働きマン」などを書いた漫画家、安野モヨコさん、片や夫は「エヴァンゲリオン」を造り上げたアニメ映画監督、庵野秀明監督。
滅多にない組み合わせのご夫婦の私生活を覗き見して、覗き見たい願望が満たされます。

ホリミヤ

誰でも経験したような等身大の高校生。

特別に才能とか特技とかあるような高校生ではなく、日常の中の小さな変化から恋愛が始まる感じが良いです。
普通に可愛くて、普通に勉強も出来て、弟思いの女子高生と、目立たず地味に生活してる男子高校生がちょっとずつ意識しはじめて、周りの友達も良い人達です。
酷いトラブルもサスペンスも嫉妬や憎悪、復讐とかもなくほんわか続く高校生達の恋愛模様。
原作は縦書きのコマ漫画だったのですがこちらの作画の漫画も凄く読みやすくなっていてオススメです。

パルノグラフィティ

読みやすいエッセイ

お父様(バキの作者)の絵とは全然違いますが血は争えないんですね。
凝った絵じゃなくて下書きみたいな絵ですけど美大に通ってらしただけあってなのか、見易い絵です。
漫画家である自分だけの話じゃなくてご両親は勿論、姉妹、祖父母の話も面白かったです。
ご家族のキャラが可愛いですね。
完結した本ですが、シリーズ化されても是非読みたいです。

めっちゃ小春びより

表情も感情も自己主張も豊かで可愛い。

最近はパグもフレンチブルドックもブルドックも流行って人気になって来ましたが、本当にこんな風に表情も感情も自己主張も豊かで可愛いです。
どんな犬種でもお迎えすれば本当に可愛い家族ですが、こんなに癖の強い見た目や性格、濃いキャラクターを上手く書かれているのはやっぱり作者のひぐち先生が実際に飼われているからでしょう。
パグの｢愛くるしい｣がいっぱい詰まった作品です。
他にもシリーズがあるのでめちゃコミでも載せてくれると嬉しいです。

こどものおもちゃ

子供の頃に夢中で読みました。

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子供の頃にずっと読んでいた作品です。
子供向けの作品ですが内容は今では掲載が難しいようなセンシティブな内容です。
主人公の紗南は｢捨て子｣です。
若い女の子が妊娠してそれを隠したまま一人で生んで公園に捨てたのです。
それを文字通り拾って育てた作家の養母、その生活をずっと書き記していました。
紗南は小さい頃から劇団に入って芸能人として活動していました。
それは将来的に捨て子だという事を大々的に公表するために···
羽山は自分が生まれた事と引き換えに母親が死亡、姉はそれ怨み、父親は父親としての役割を放棄、家庭崩壊の現状をどうも出来ない状態で···
イジメや暴力、学級崩壊、家庭崩壊、望まぬ妊娠と捨て子、血の繋がらない親子、父子家庭、精神的な病気、ある子供は教育ママからの束縛で精神崩壊してカッターで同級生を刺します。
基本的に漫画はフィクションです、ましてや子供向けの少女漫画(しかも小学生向け)です。
でも今では考えられる事、実際に起こっている事がこの作品にはいっぱい書かれています。
漫画に書いてある内容が現実で起こり、漫画がフィクションではなくなりました。
今書かれていたら掲載は止められるでしょう。
紗南達の子供ながらに抱える闇と子供達の世界を遠慮なく書いてある作品です。
大人になっても関連するニュースを見るとこの作品を思い出します
それだけ素晴らしい作品です。

ミステリと言う勿れ

田村先生の作品は物語が綿密で引き込まれる

子供の頃に田村先生の「BASARA」にハマりました。
絵も繊細で好きです。
整君の飄々としたキャラ、なにも考えてないようで凄く頭が良くて言葉を紡ぐ才能が凄いです。
あんな風に言葉を人に伝えられたら…あんな風に頭の回転が早かったら…羨ましい限りです。
タイトル通りにミステリーとは違ってトリックにクローズアップするのではなくてドキュメンタリーというか心理戦というか推理もトリックを解くのではなく心を解く、または説く、溶くという感じです。
田村先生じゃないと書けないさすがの田村由美作品です。
整君の言葉が素晴らしいですね。

年の差婚

人気みたいなので試しに読んでみましたが

擦れてない純粋なお嬢様とバツイチのイケメンおじさんとのドギマギ、イチャイチャ、ラブラブ新婚生活が読めます。
絵は綺麗だし読みやすいです。
けど主人公が純粋でお金持ちの箱入り娘で···という前提条件で許される年齢じゃない···29歳でこれは非常識だし世間知らずの痛い人でしょう。
毎朝一方的なお天気だか時報だかのメールなんて怖すぎる。
マイペースなのも自己中心的で自分勝手に見えてきますし敬語も不自然でブリッコに見えてきます。
相対的に旦那さんの我慢というか器の大きさを感じます。
もう主人公に共感と理解が出来ないのでリタイアします。

ボールルームへようこそ Sweep over the Dance hall.

知らなかった社交ダンスの世界。

社交ダンスは年配のセレブなおば様がしてるイメージでした、デヴィ夫人とか。
こんな高校生が社交ダンスの為にキツイ練習をしたり熾烈な勝負があったりするイメージはありませんでした。
読んで知ったらハマります。
アニメも面白くて二期を期待しています。
漫画もまだまだ盛り上がりそうですし、これからも楽しみにしてます。

鬼灯の冷徹

登場人物、皆が良いキャラ。

鬼灯様や桃太郎のお付きの犬猿雉、閻魔大王とか登場人物が皆、良いキャラしてます。
1話完結型でオチがきちんとあって
時事ネタもあります。
地獄にこんな機関があって鬼達や神話に出てくる人達が働いているという発想が面白いですね。
現世の人間社会と同じように大変そうです。

極主夫道

良い主夫してる元極道の龍さん。

こんな家事が出来る元極道の旦那さん、凄すぎる！
金銭感覚もしっかりしてて買い物も料理も上手で掃除もきちんとしてくれるとか奥さんに献身的で尽くしてる所もギャップがあって良いのですね。
それでも極道の感覚が抜けずに極道仕様や極道用語で話す所とか面白い。
なんとか主夫業を完璧にこなそうとするも失敗する話のテンポも良くてオチもあって読みやすいです。