5.0
結婚をきっかけに変わった
冒頭のシーンが出てくるのは、37話位。そしてここがターニングポイントになってます。駆け引きの応酬を繰り返してたアラタと真珠は、籍を入れた後変化します。こんなことでもなければ一生結婚しなかったアラタと、刑を享受するつもりだった真珠。とても難しいけれど2人が幸せになれる結末だといいなぁと望んじゃうくらい、2人ともそれぞれに可哀想。
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5
17008位 ?
冒頭のシーンが出てくるのは、37話位。そしてここがターニングポイントになってます。駆け引きの応酬を繰り返してたアラタと真珠は、籍を入れた後変化します。こんなことでもなければ一生結婚しなかったアラタと、刑を享受するつもりだった真珠。とても難しいけれど2人が幸せになれる結末だといいなぁと望んじゃうくらい、2人ともそれぞれに可哀想。
それが死役所で働くということ。他人の人生史を読める等、働く中での色んな特権は自らの贖罪のチャンスを与えられてると感じた。色々深い物語。一つ一つのエピソードは色んなバリエーションがあって飽きない、好みのものもあれば胸くそ悪くなるものも。最大に気になるのは謎の失踪をした幸子さんの状況。いつの日か必ず市村さんに会わせてあげてほしい。そのために彼は総合案内を買ってでてるのだろうから。
良さ悪さはわからない。ただ、ナタリーがフランシスの子供を引き取り、本名を捨てさせ、フランシスと呼んで育てる。そこがどうしても苦しくて、他に道はなかったのか、父フランシスが亡くならなかったら息子の人生は違うものになっていたのにと何度も考えました。息子はナタリーを愛するようになるけどナタリーは彼を信じきれず、幸せには出来なかった。そして最後は儚くなる。悲しく切ないお話でした。
最初は面白そうな設定、と軽い気持ちで読み始めました。スパイと殺し屋の夫婦、ってのは良くありそうだけどそこにエスパーの娘(孤児)が加わり3人に。どうなることかと思ったら、更に奇想天外な設定の、義弟、やペット、が加わっていきます。期間限定の3人家族だけど、いつも思いやりと勘違いが交錯してるけど、すごく仲良しになったファミリー。いつか本当の家族になれたらいいのに。
運のない男、雑ちゃんが葵からのアプローチを信じられず、もらったバレンタインケーキを疑いのあまり食べられなかった。どれだけ自分を、周囲を信じられない人生だったんだろう。ケーキを捨てたこと後悔して泣くシーンが好きです。
色々あったすえ、葵と両想いになれて良かった。お母さんの正体が最後にわかって度肝を抜かれたけど、もはや雑ちゃんに母はいらないのでした。
現代から古代へタイムスリップして、ヒッタイトの王の正妃になるお話。王家の紋章のヒッタイト版と思って読み始めましたが、あちらと違ってこちらは主人公が2度と現代に戻らない。それは主人公ユーリ自身の選択で、まさかそうはいってもいつか不慮の事故で帰るでしょ、と思ってたけどついに戻りませんでした。彼氏や家族ともそれっきり。そこだけ、残された人たちの事を考えると寂しい(外伝でフォローはあるみたいですが読んでないので)。
最初は、勇者一行が魔王を倒した後どうなったか?という一風変わったテーマにひかれて読みはじめましたが、1000年以上生きてるフリーレンには魔王打倒の旅も一瞬の出来事であり、全てにおいて無頓着、無感動(に見える、多分本当は違う?)。そんな彼女を見つめる周囲の人々の動向が気になる物語です。
田村先生初期の頃からのファンです。本作品は田村先生作品ならではの、人生観入った語りがふんだんに盛り込まれてます。整くんのつかめなさと、ミステリ部分も良い意味で期待を裏切られることが多く、暗さとコミカルさが絶妙なバランスの悲哀を産んでいて、これまでにないジャンルの作品に仕上がっているように感じます。
美人の菜乃は、落ちぶれ大根女優のおばさんと2人暮らし。親友のこずえは芸能界デビューしそうだけど、自分自身は一般的な学生だったのに、おばさんが実は本当の母親とわかって彼女の映画オファーに付き合う羽目に。そしてこずえに恨まれて、そこからの仲直り。恋も絡んでて、テンポ良く読めます。最後のオチも好き。
主人公ギデオンと、公爵ジョルジュが実は入れ替わりだった物語。それによって得たもの、失ったものをフランス革命前の荒んだ時代を舞台にして描かれます。気の毒なルイ16世一家の中でもマリーアントワネットがキュートでハイテンション、民を思い家族を思うのに時代に呑み込まれていく様が本当に可哀想でした。
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夏目アラタの結婚