ゆななたさんの投稿一覧

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評価4 27% 3
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評価1 9% 1
1 - 8件目/全8件
  1. 評価:2.000 2.0

    面白いは面白いです

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    徳間さんから出てるということもあるのか、ややジブリっぽいというか、宮崎駿の世界観に絵の感じとか似てるかな、と初見で思いつつ(蟲も出ますし)。戦争や奇病で絶滅に瀕している未来の人類、人が虫化するという絶望の中で戦いながら生きるファンタジーの良作として無料分のみ読みました。面白いし異世界感がよく出てると思うのですが、いかんせん、やっぱり古いかな…。
    設定も正直使い古されたSFのようにも感じるし、絵やセリフ回しが昭和…
    この設定でも絵でもいいからセリフとかキャラの性格がプロトタイプではなく、もっと今時ならば、かなり化けそうだと思いました。
    古い絵も設定も嫌いではないのですか、思わずいつ描かれたマンガか確認しちゃいました。アニメにもなっているそうなので力は入れてる作品なんだろうなと思います。

    • 0
  2. 評価:2.000 2.0

    いいとこもあるけど

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    とにかく長い。どうでもいいすれ違いで進まない。主人公がまず元旦那から慰謝料貰ってないのか貧乏なのも理解出来ない。
    モラハラされて健気に耐えてって感じだけど、主人公が幼稚で目覚めが遅すぎる。
    イケメンで御曹司の高校生がそこまで惹かれる魅力がいまいちわからない。何だかんだ高校生がいい子だったり沖縄が舞台でトリップ感はあるので読んでましたが、東京戻ってからがダル過ぎる。
    ご都合主義展開は漫画だからいいけど、
    特に、その気がないマネージャーだかの祖母に会い、指輪を受け取ってしまうあたりでイライラMAXです。全く感情移入出来ない。主人公が誰にも嫌われたくない、傷つけたくないとかでブレまくる。
    もう先はわかってるし、これ以上はやめました。東京で自分で這い上がって成長するとかでもないし。住む所も職場もお膳立てされまくってて、頑張ってる健気な女って言われてもなー。人の敷いたレールを走ってるだけ。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    ずっと好きな世界観

    岩館真理子作品の独特の空気感が好きで、物語もキャラクターも好きなのですが
    背景だったり小物やインテリアのデザインがとても好きです。
    「キララのキ」は抽象的で夢の中に迷い込んだような世界観に、姉妹の確執や子供の様々な想いが紡がれ、ドロドロした面もある。でも不思議な国のアリスのような雰囲気と奇妙な精神世界と現実が入り混じり、俗っぽさを感じさせない。
    難解な部分はありますが、そこも含めて好きな作品です。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    田村由美にハズレなし

    主人公がマイペースで不思議な人物なのに
    とても魅力的で、まだまだ謎も多く気になります。
    伏線が多く、すぐにどんどんと惹き込まれ、さすが田村由美です。
    名言も多く励まされたり、伏線が回収されていくのが気持ちよいです。
    今後も続いてほしいシリーズです。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    永遠の名作

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    言わずと知れた不朽の名作。
    何度読んでも色褪せないのがすごい。
    子供の頃は、美しくて華麗な絵やキャラクターに魅せられました。アレンジやフィクションはあるとはいえ、フランス革命をここまで分かりやすく描いているものはないのでは?
    当時も子供なりに感動しましたが、子供ゆえにアンドレが、実は苦手でした笑
    しつこく付きまとう男のイメージで…笑
    どんどん男っぽい色気を纏っていくアンドレの魅力が、あまりにも子供でわからなかったんですよね。
    大人になって読むとアンドレのひたむきさや、長い年月想い続けてやっと実る所は、切なすぎるしその後の悲劇を思うと泣いてしまいます。
    アントワネットも大好きでした。愚かな幼い権力者だったとはいえ、やはり魅力的で、華やかな部分と悲劇的な最期のギャップは今読んでも泣きます。
    オスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼンと主役級の存在感がすごい。ロザリーもいじらしいし、悪役であるジャンヌや細部のキャラクターも全て生き生きしている。
    オスカルは架空の人とは思えない程魅力的でストーリーの肝であり、オスカル無しにはありえない。
    これだけ昔の漫画で、作者も当時相当若かったと思うのに、今でもグイグイ惹き込まれる。ストーリーテラーとしても、絵の美しさとしても池田理代子はすごいなあと。
    個人的には、この絵のままでいて欲しかったな。

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    面白いです

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    まず絵がきれいで、このタイプの話の中でも読みやすいです。
    最初は夫がゲスで、主人公がないがしろにされてると思いますが、昼ドラからどんどんサスペンスのような展開に。
    分かりやすいストーリーではありますが、女性心理がうまく描かれていると思いました。あと、夫は出来る人として描かれているしヘンな女に付きまとわれてはめられてしまったのは可哀想だけど、ちょっと危機感なさ過ぎだなと。自分なら明らかに危険そうなこんな女はもっと初期からかなり警戒するので、飲み会なんかどういう言い訳しても帰るし、能天気すぎるなあと思いました。
    夫を奪おうとしていた同級生は、自分にないものを持つ主人公を妬み、人のモノばかり羨んで味方のフリをして陥れるし、自分は何故幸せになれないんだと見事に逆ギレして、こんな奴近くにいたら絶対に嫌だし友達にも絶対になりたくないけど、反面「ニブいのに天然で無邪気にいいところを持っていく」女友達に対する嫉妬(お門違いですが)という感情は人間的ではあり、実際に行動に起こしたりする気持ちはわからないけど、何となく主人公のそういう所にイライラするというのは共感出来ます。
    勿論主人公も悩んでおり、この同級生に苦しめられますが、どちらかというと綺麗すぎてドロドロとした部分丸出しのヒールな同級生のその後が気になります。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    好きでした

    初めて読んだ頃は自分も子供で、寮という空間に憧れたし、高校での人間関係にも憧れた作品です。勿論漫画なのでファンタジーではありますが。
    この作家さんは細やかな心理描写が巧みで、特に小さなギャグや補足のような書き文字に遊び心があり好きです。絵も決してすごく上手いとかではなく初期とどんどん雰囲気も変わりますが、漫画はやはり魅力的なキャラクターとストーリーの良さだなと思わせられます。
    特に後半の厳格な古文の教師と元気でヤンチャな生徒の話は今読み返しても、名作だなあと。校長先生の味のある暖かみもじわっとするし、孤独をどこかに抱えたキャラクターが救われていく所も、いじられながらも愛されているヘタレ主人公(本当に大事な時はヘタレではない)も、全て実際にはいないのに、身近のどこかにいるかのような気持ちになれる作品です。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    大好きでした

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    小さいころから思春期にかけて、かなりはまって読んだ思い出です。
    花とゆめはその頃(今も?)少女漫画の中でも作品の幅が広く異色で、恋愛は勿論、アクションもファンタジーもSFもミステリーも日常系も何でもあって好きでした。「ぼく地球」は絵はクセが強いし連載中タッチがよく変化するし決して上手くはないのですが、ストーリーの多重伏線も複雑なはずなのに、圧倒的な魅力で引き込まれます。キャラクターの活き活きとした描写も魅力的で、この絵だからこの表現、表情が出来るんだなと思います。個人的には初期の線の細いタッチが好きですね。
    昔読んだ時は紫苑の哀しい過去と荒んだ吐露に共感しましたし、ありすのひたむきさや素朴さが好きでした。
    地球での高校生編から月での大人達のストーリーも面白く、其々の人物の葛藤や名言のオンパレード。この作品は「男性(紫苑)目線」と「女性(木蓮)目線」両方のストーリーがあるのがまた面白いです。
    大人になった今読むとまた違った感動があります。とにかく1巻の冒頭のほんわかムードから一転、輪が覚醒するシーンが今見ても映画のようでドラマチックですね。
    続編も多く描かれていますが、やはりこの作品は断とつ名作だと思います。

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