いいね獲得
5
5.0
好きになっていく
上からというか斜に構えた、食えない感じの、裕福ないい男。一見美人で賢さもあるのに、背中に広がる痣のせいでいき遅れている女。
男は借金を肩代わりする代わりに、面白い意見を言う彼女を娶るけれど、徐々に近付く二人の空気感がいい。大胆にも思えるシーンもありながら、落ち着きがあって、初めてのおつきあいを見守るような気持ちになる。
-
1
雪楽さんの投稿一覧
13073位 ？
-
-
5.0
「気持ち悪いんで」ってイケメン社長をふる
容姿が良くて天才の社長が、ゆいちゃんに対する変態さと執着を見せる姿に、時々本気でゾッとします。
あくまでコメディとしての範疇ですが、ラブコメの範疇かは極めて微妙。その変態加減に対し、ゆいちゃんの心底嫌なものを見る目つきが好き。そして、社長の好意とストーカー行為を拒否る姿が大好きです。
この二人には、ずっと上手くいかないで、延々とこんなやりとりをしていて欲しいと思ってしまいます。
時々いい雰囲気になりそうになると、「チッ」と心の中で舌打ちしてしまう今日この頃。
寝ぼけたふりのチューも素直に喜べなくて、「ヒー！」と音を立てて息を吸い込んじゃったほどでしたが、まあ、社長の盲目さと変態さが強調されて、それはそれでおもしろいから良しとするか、と思い直したくらい、私自身が歪んでいきます。
結局くっつくんだろうけど、普通にラブラブなのは本当につまらないので、どんな展開でどう納まるのか、今後も大いに期待しています。
キャラの絵がとても美しいので、社長をはじめとするイケメンたちの顔と性格のギャップを楽しみましょう。-
1
-
-
2.0
弟が何もかもこじらせてて、疲れた
病気の兄が重傷だっていうのに、迫ってきたりするわけないじゃん、気付くでしょ～？
兄のふりした弟が、やけどの偽皮膚で変装とか、バカバカしい？バレルにきまってる…って思うのに、何故気付かないの嫁？
弟が素直に嫁と結婚したのは自分だって言えばいいだけの話が、勝手に疑ったり勝手に怒ったり。
先を読むのは諦めました。-
2
-
-
5.0
あったかい友情でほっこり、恋愛にも期待
非モテって書くと、イケメン王子の反対側にある部類みたいに見えるけど、山田くんはかっこいい。
小学生の頃から、弱い子を助ける為に行動したり、自分のしたことを反省したり、とてもまっすぐだった。
高校生になっても『きつね公園マスター』を名乗ってたり、美乃の事を忘れないでいてくれて、根っこのところは変わらない。
小学生の時、山田くんに勇気づけられた美乃は、高校生になっても山田くんに憧れ恋をしていた。
大人しめの女の子だけど、追いかけたいと思う気持ちで頑張る姿に感心する。
学力的にゼッタイ無理な大学に、山田くん会いたさに挑もうとしてるところで無料のお話は終わってるけど、物語は大学入って再会したところから始まってるから、過去の話が終わって現在とその先の二人がめっちゃ気になる。
明日今月のポイントが入るから、購読して読めるのが楽しみ。
高校時代のお話で、山田くんにも美乃にも、それぞれ気心が知れた友達がいて、、お互いに影響しあっていい関係が出来ているようでほっこりした。
恋愛だけじゃなくて、人との関わりや家族との気持ちのつながりもあって、結構面白くなりそうな気がする。-
1
-
-
5.0
壮大な物語 壮大な愛
どこまでも続く人の縁と運命。翻弄され、助けられ、ただの少女が国を大きく動かす人物となっていく。
兄タタラの名を騙り男として生きて戦う運命を背負ったサラサ。その元凶ともいうべき憎き敵赤の王こそが、幾度となく分かれては巡り合う愛しい男朱里だった。
お互いの正体に気付かぬまま、やがて周囲に二人の関係に気付く者も現れても、当人たちは知りえない。
もどかしさの一方、様々な冒険を乗り越え、物語はどんどん面白みを増していく。
妖しい美しさを持つ男アゲハや、生き別れた母…サラサを支えてくれていた人たちも、赤の王を慕う人たちも、それぞれが様々な物語を抱えている。
たくさんの人たちと出会い、仲間が増え、やがて大きな二つの勢力の首領となる二人。
運命の過酷さも、二人の愛も、最後まできっちりと見届けて欲しい。-
1
-
-
5.0
友達を想う気持ちとミステリーに惹かれる
60話以上読みましたが、ＢＬ濃度は薄めです。一方が恋心を自覚したものの、それを友情にすり替えて、一緒に旅行に行っても素直に楽しいって思えるくらいなので、まだ重症ではない。
純粋で、まだ恋も知らない、少年のような（見た目も）木崎さん。30いってるとは思えない。過去の不幸な事件により車椅子生活。思うように動けない事に加え、自分の過去や未来も憂いて、どうしようもない苛立ちが付きまとっているようだった。
はじめは、ヘルパーさんたちに対する木崎さんの暴君ぶりに、怒りや心配を覚えた。そこに、若いのに寛容で落ちつきのあるヘルパー、槙が表れて流れが変わる。
木崎さんは槙に心を開くようになり、やがて友情を飛び越えて、恋愛感情なのだと気付く。一方の槙も、木崎さんを大事に思っているけれど、家族のことが絡んでくると、もしかして木崎さんを裏切るようなことになるのでは…と思わせるエピソードが点在している。それが、木崎さんの過去の事件に関わっているようなのだが、読んでも読んでもずっとミステリー感が付きまとう。
しかし、６０数話目でいよいよ槙の過去のエピソードが展開され、二人の因縁が紐解かれるようだ。
お互いに好きの度合いも意味合いも違うけれど、一緒にいて楽しそうで幸せそうなのに…。
ずっとこのままの二人でいて欲しいと願ってしまうけれど、木崎さんが記憶を取り戻し始めている事、槙の兄が事件を追っている事で、否が応でも話は大きく動いてしまうんだろう。
それでも二人の幸せを祈る。-
79
-
-
5.0
誠実な於通と、人々に惹かれる歴史物語
於通には、神がかり的に不思議なものが見えることがある。父の家系『小野家』には、時々そういう者がいるようで、父自身も子どもの頃には見えていたと言う。
タイトルからも、何かファンタジー的な話になったりするのかと思いきや、静かに時間が流れ、物語が進んでいくので、拍子抜けするかもしれない。
しかし、於通はとてもおもしろい。控えめで周囲への配慮ができ賢くもあるが、あまり裕福でもない武家の子が、美しい物やそれを生み出す人々への賛辞を口にしたり、実は和歌を学んでいたりと、教養の素地を自ら培っていたりする。
信長公や親しくなった公家の人々からも目を掛けられ大事にされ、於通は自分を高める為に様々な事を学んでいく。
両親も温かくやさしいし、彼女の周りの人々も、応援し励ましてくれるような人ばかりで、静かな気持ちで高揚しながら読むことが出来る。
まだ明智の三日天下が終わって、信長の跡目が決まらないあたりまでしか読んでいないが、これから物語がどう動いていくか、大いに気になる。
於通は、自分が望む生き方でどんな人生を送っていくのか、またどんな出会いがあるのか見守りたい。
信基とも、少しは何かあって欲しいな～、と思う。
実在の人物だとは思わずに読み始めたが、下調べせず『イシュタルの娘』を読もうと思う。-
0
-
-
4.0
目力と包丁さばきで物語る
この見た目で、包丁さばきもド迫力の専業主夫(元ヤクザ)が主人公。三話読んだだけでは、奥さんとの馴れ初めや、ヤクザをやめるに至る経緯は一切語らない。
っていうか、無口すぎて、本人があまり喋らないで、周りが絡んできてドタバタして変な空気で終わる。
多くを語らず展開していって、ぷぷっと笑ったり、突っ込んだりしたくなる。サイレントムービーまではいかないけど、静かに笑えるマンガかな。
何で奥さんにかわいいキャラ弁作ったり、甲斐甲斐しく家事をしてるのか気になるし、近所の人や元舎弟とかがまたどう絡んでくるか楽しみ。-
0
-
-
5.0
青島くんが夢中、ってところに夢がある
これ読んでる時間は癒しのひとときです。
自信なさげな年上女性に、本当はすごく夢中なクールな年下イケメン。なんて夢のあるシチュエーション。
彼女は恋愛に不器用だけど、好きって気持ちと向き合いながらも、変にのめり込まず、自分のペースを大事にしてるのがスゴい。
とはいえ、好きだから気になったり、すれ違ったりする事もある。そんな時でも、この二人はすぐに仲良くなれちゃうから見ていて幸せになれます。
青島くんが『いじわる』？
いやいや『かわいい』でしょう。
無言の表情…目が、口元が、色っぽくてまた良いです。-
1
-
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
離縁は致しかねます!