5.0
まだまだ謎多き感じ
不遇なヒロインが幸せになっていくストーリーに目が離せません。
最初の場面と最新話では明らかに、彼女の目の輝きとか可愛らしさが違います。
そのまま何事もなく…というわけにはいかず、何やら不穏な動きが周囲にあるようで、まだまだ安心してはいけないのかもしれませんが、強くなった心で乗り越えてほしいと切に願います。
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19678位 ?
不遇なヒロインが幸せになっていくストーリーに目が離せません。
最初の場面と最新話では明らかに、彼女の目の輝きとか可愛らしさが違います。
そのまま何事もなく…というわけにはいかず、何やら不穏な動きが周囲にあるようで、まだまだ安心してはいけないのかもしれませんが、強くなった心で乗り越えてほしいと切に願います。
めちゃコミの作品で、更新を首を長くして待っている作品のひとつです。
大正ロマンを扱った作品はたくさんありますが、そのなかでも自立心が強くて逞しく生きる女性が出てくるのは少ないと思います。
男尊女卑の風潮が強い時代に、それを後押ししてくれる男性も珍しかったのではないでしょうか。
絵柄がきれいなので、当時の服装や髪型などにもうっとりできますよ。
人は第一印象が9割りというけれど、強面に生まれてしまった人はどうすればいいのか?
主人公の女の子も最初はヒーローの強面を怖がってしまいますが、交流していくうちに年上の彼の強面の下に隠されてきた内面に、急速に惹かれていきます。
気遣いができて、思いやりも十分、仕事への熱意も人一倍。
これに惹かれない女性はいないのではないのでしょうか?
ものすごい急展開があるわけではないけれど、毎回毎回考えさせられて最後にはほっとする感じの短編集のような感じで読んでいます。
「こんな始まりの関係もありだな~」「日常を二人で乗り越えていくってこんな感じなんだな~」と思えます。
素敵な関係性だと感じます。
如月ひいろさんの作品はいくつか読んでいますが、毎回思うのが「クスッとした笑いをはさむのが上手い」ということ。
もちろん、いちゃラブは何度読んでも素敵だと感じます。
でも、ところどころのヒロインの心の声とか、脇役視点の突っ込みとか、爆笑ではなくクスッと。
シリアス展開であってもシリアスになりすぎない、例えば元カレなんて出てきても泥々になりすぎない。
そのさじ加減をこの作品でも堪能しています。
いつのまにか現場に現れて、建物の完成と共にいつのまにか去っていく存在。
家がたっていることを意識したことはあっても、誰が工事しているのかをつぶさに見たことはなかった存在。
でも、好まんがを読んでいると、名前も知らなかった彼らにもドラマがあって過去があって目標があることに気づかされます。
あまり身近な存在と認識していなかったからこそ、読み始めると意外なことばかりで楽しいです。
だから何度も読み返してしまうのです。
毎回更新を楽しみにしている作品です。
先日の更新で印象に残ったのが「昔は、二十歳になったら勝手に大人になるんだと思ってた」という台詞。
台詞自体は聞き覚えのあることかもしれないけど、日々悶々としている二十歳の主人公にはうってつけなのでしょう。
なんとなく、ウン年前の自分を振り替えるような、瑞々しい作品です。
購入する際には、作者の初期作品の続編まで間違えて買わないように注意が必要です。
読後の感想については賛否評論だと思います。
実際、私は何度かがーっと一気に10話程度読んでは一週間全く続きを読まなかったこともありました。
それは現代の社会の問題を表している場面が多くて、血の繋がりの絆と家族のような空間で作られた絆についてはとても深く考えさせられました。
主人公の女の子がとてもいじらしくて可愛くて、守ってあげたい!応援したい!となること必須です。
水谷京子先生の作品は以前から多少知っていて、この作品でもどんどん作品の世界に引き込まれました。
また、読んでいくとロマンチックな雰囲気が感じ取れるのが魅力です。
官能描写が濃くて、その時の主人公の気持ちを表す的確な言葉が選ばれているのも、いつもうっとりしてしまいます。
多少のご都合展開はありますが、主人公やイケメンヒーローを応援したくなること間違いなしです。
誰もが一度は「私の本心を知っても好きでいてほしい」と思ったことがあるのでは?
素っぴんだったり、ダサい部屋着だったり、だらけていたりするときの姿を見ても引いていかない人なんているのかな?と思いますが、そこもまるごと好きでいてくれる人がいたら最高!
そう思わせる作品です。
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わたしの幸せな結婚