5.0
悲劇だけど
子供の頃に全巻読みました。フランス革命を知らなかった私は、オスカルとアンドレがただただ好きで、読み進めました。しかし、たった一人の女性の振る舞いが国を大きく変えてしまったことに、ゾッとしたのを覚えています。
大人になった今、同じ女性として、マリーアントワネットの素直な気持ちや、オスカルの立場に共感できるようになりました。
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子供の頃に全巻読みました。フランス革命を知らなかった私は、オスカルとアンドレがただただ好きで、読み進めました。しかし、たった一人の女性の振る舞いが国を大きく変えてしまったことに、ゾッとしたのを覚えています。
大人になった今、同じ女性として、マリーアントワネットの素直な気持ちや、オスカルの立場に共感できるようになりました。
向坂さんの「あんた、アホだな
」が好きです。なほのことをとても愛おしむように呼びかけていて、キュンキュンします。向坂さんが壮絶な過去を抱えていることが衝撃ですが、それでもやっぱり好きだと言うなほをすごいな、と思いました。
面白かった。面白くて、一気読みしました。
互いに心に傷を負っていて、それを癒しきれないまま、仕事に邁進する青子と龍生。それぞれの仕事に対する姿勢や価値観に影響を受けながら、心が近づいていき…
読み返したくなる作品です。
クールだけど、専務の麗奈への愛がどんどん強くなっていくのが、とてもキュンキュンしました。アメリカへの出張のはずなのに、危機一髪のところで助けに来る…できすぎたけど、やっぱり、来てくれた💕やっぱりカッコいい
本作では、獅子尾先生の煮え切らなさにイラッとしたり、すずめが獅子尾先生を選ばなかったことに、ショックを受けたりしました。
番外編では、獅子尾先生の切ない気持ちに、涙が出そうになりました。
ヒロインの元カレがマジでクズだわ。そして、そんな男にくっついている女も…
元カレ達から逃げるように会社を去ったヒロインだけど、彼女の仕事に対する姿勢が認められたからこその展開。これからが楽しみです。
正妻になり、やっと婚礼というのに…やっぱり、すんなり行かないのがこの二人なのだ。それにしても、カルム王の知識の深さには驚くばかり。ミーシュが翻弄されるのはまだまだ続くのだろう。
解約とか政略とかから始まるけど、次第に惹かれていく、みたいな作品って、なんでこうも気持ちがすれ違うのかと…はがゆかったり、苛立たしかったりします。
まあ、最終的にはハッピーエンドになるんだけど。
すずめが人を好きになること、人に好かれること、そして友達の恋愛模様も含め、恋というものを知っていく。
二人の男性の間で揺れながらも、悩みながらも出した答えが私は正しいと思う。
必ずハッピーエンドになるわけでない。かえって、切なさや寂しさを感じさせる。だけど、人を好きになること、愛することを素敵だと思わせる。そこがこの作家さんの好きなところです。
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