4.0
壮大なスケールのお話ですが
お話としては、壮大なスケールで描かれていてとても読み応えがあります。
ただ、どうしても萌が好きになれませんでした。育った環境が・・というのはあるかもしれませんが、最初に史緒にした仕打ちだけはどうしても許せないなという気持ちがいくら読み進めてもなかなか拭えませんでした。
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76位 ?
お話としては、壮大なスケールで描かれていてとても読み応えがあります。
ただ、どうしても萌が好きになれませんでした。育った環境が・・というのはあるかもしれませんが、最初に史緒にした仕打ちだけはどうしても許せないなという気持ちがいくら読み進めてもなかなか拭えませんでした。
魔法とかにはあまり興味はなかったけれど、何となく読み始めたらストーリーとしてよかったです。
特に、魔法で小さくなっていたウィルバートとクラリスが共に生活しながら心を通わせていくくだりが好きです。
ヒロインは美人で仕事もよくできる茜。社長の加納に密かに想いを寄せている。
一方の社長加納は、実は学生の頃の茜をすでに見初めていて・・と両片想いであるにも関わらず、お互いに恋愛に関しては奥手なのでどうしたらいいのかわからずといった状況のままゆっくりと展開していくお話。
立派な社会人の両片想いという設定に賛否はあるのかもしれないけれど、二人に嫌味なところは全くないので、むしろ好印象。
今後の2人の仲の進展と社長が彼女がアルバイトの頃の常連さんだったことに気づくのかどうかにも注目したい。
児童養護施設で暮らす天雀とよる。親の愛情を受けられなかった悲しみを分かち合いながら成長していきます。
2人の恋愛も軸にはなっていくと思われますが、決してそれがメインではなく施設で生活する子どもの日常や苦悩などがきちんと描かれていてリアリティがあります。
天雀とよるが共に生きていくことになるのか、別々の道を生きるのかはまだわかりませんが、いずれにしても二人の幸せを願いたいと思います。
同じ社内の2組の男女となぜか大正時代のカップルのお話です。
いい意味でどこにでもいそうな普通の会社員の日常が描かれていく中で、惹かれあっていく2組のカップルの恋愛模様がとても良いと思います。
高校生のキラキラした恋愛といっていいのかどうかもわからないような、淡く純粋な2人のやり取りがとてもよかったです。
絵の繊細さがさらに魅力を上乗せしている感じです。
中学3年生の1学期にお互いを意識して淡い気持ちを抱いた双葉と洸の長いお話。
夏休みが明けたら洸は転校していなくなってしまったものの、高校入学で再会。
洸は苗字が変わっていていろいろ事情があったようで、双葉には心を開かない。
そこからは2人のそれぞれの友人たちも絡みながら少しずつまた心を通わせていくのかと思いきや、なかなかうまくいかない。
思っていることとは違うことを言ってしまったり、双葉を好きになる男の子が現れたり、洸の転校していたころの女友達が現れたり、一筋縄ではいかないところがこのお話のハラハラドキドキするところであって、これぞ青春と思わせてくれるところかなと言えそう。
こんな青春を経験してみたかったなと思える作品。
なかなかリアルなお話です。
家庭でも職場(中学校)でも頼りにされて聖人君子的な(と思われている)男が、実はSNSでつながった若い女の子に芸能プロデューサーと偽り卑猥な要求をしてもてあそんでいたところ、新たにひっかけた女の子から逆襲を受けるというお話。
ひっかける方にもひっかかる方にも注意喚起を呼びかけるお話でもあるかと思いました。
派遣社員の浅見ほのかは、地味で目立たなく同僚からバカにされることも多く会社に馴染めていない。
そんなとき入社してきた深瀬のぞみは美人で仕事もよくできるが、ほのかと仲良くすることを選ぶ。
のぞみのおかげもあって、ほのかも社内で過ごしやすくなっていくが、ほのかのことをバカにしていた同僚が退職に追い込まれる事件が起きたことをきっかけに会社の暗部が徐々に・・というサスペンス。
読み応えがあります。
最初はほのかが主人公という見方をしていましたが、ある意味のぞみたちに利用されている側面もあるのかなと。
ただ、こういったことを経験してほのかが人として強くなっていくのを見ていきたいなと思います。
1年間の偽装結婚で相手の男性に結婚っていいなと前向きな気持ちになってもらうための仕事ということかと思います。
なかなか新しい発想で、無料分を読んだ限りはトラブルもなく依頼主は結婚に前向きになったり明日香のおかげで救われた気持ちになったりと順調に推移しています。
ただ、結局偽装とはいえ明日香へ結婚離婚を繰り返すわけで、戸籍はそれでいいんかいなとちょっと現実的なことを考えてしまったのと、仕事と割り切っているようですが、彼女自身の心は大丈夫なのかなと考えてしまいました。
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