4.0
夢のような現実
引退した再推しの劇団俳優が、主人公の会社の上司として現れたところから展開していくお話。
お話のテンポがよく、主人公の上司への態度があくまで”推し”というところも楽しく面白く読める。徐々に恋愛関係に移行していくものの、その過程もあまり不自然な感じはなく、むしろ好感が持てるところがとてもよい。
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45位 ?
引退した再推しの劇団俳優が、主人公の会社の上司として現れたところから展開していくお話。
お話のテンポがよく、主人公の上司への態度があくまで”推し”というところも楽しく面白く読める。徐々に恋愛関係に移行していくものの、その過程もあまり不自然な感じはなく、むしろ好感が持てるところがとてもよい。
モノクロ版で読んでいた作品がカラーになると、色が邪魔をして元々の作品の良さが半減することもありますが、落ち着いた色合いで大人の恋愛という感じが上手く出ていると思います。
両親を亡くして叔父の家に引き取られたものの、使用人以下の扱いを受けるヒロインというわりとありがちな設定ではある。
そんなヒロイン朱弥子が、叔父夫婦の娘の意にそわない縁談を押し付けられて着の身着のまま嫁に出されるところからお話が展開していく。
お話の展開もテンプレートっぽい感じでわりと分かりやすいけれど、嫌な感じはなく、それも朱弥子の人柄の良さ故かなと思われるので、彼女の幸せを素直に願える作品になっていると思う。
怨み屋シリーズからこちらにきました。
リセットマンは名前の通り人生をリセットさせて再生させていくというお話です。怨み屋シリーズにある痛快さという点ではやや薄いものの、人生の応援歌的な側面は安心して読むことができます。
このシリーズはとても好きですが、今回怨み屋さんが怨みを買って(?)狙われる描写があるようで、その辺が気になります。
最近このシリーズにハマっていて手当たり次第読んでいます。
怨みを晴らす案件はそれぞれ短いので読みやすく、痛快なものもあればやや後味の悪いものもありますが、基本的にこのシリーズ好きです。
主人公はアラサーのOL瑛子。趣味のゲームに没頭しておひとりさまを満喫していた。
30歳を前にしてゲーム仲間の友人の結婚が決まったりして自分はこのままでいいのかと考えていたときに、仕事の取引先の恋ヶ窪くんと出会う。
イケメンで仕事ができてコミュ力も高い彼は自分とは縁遠い人と思っていたが、あることをきっかけに”恋愛”を教えてもらうこととなる。
決して目新しい設定ではないものの、やや自己肯定感に欠けるけれどよく気の利く性格のよいヒロインと、キラキライケメンというだけではなく本当に優しく周りがよく見えている彼はとてもお似合いで応援したくなる。
ヒロイン瑛子の恋愛経験が乏しかったために深い関係にはなかなかならない(怖くてなれない)けれど、恋ヶ窪くんがじっくりじっくり大丈夫かというくらい理性と戦いながら(笑)彼女を待ってあげるのはもはや神でしかないと思った。
恋愛経験ゼロのいろはと同級生日下部くんのお話。
実はとても愛情が重い日下部くんはこれまでの恋愛でも数々やらかして愛想をつかされてきた過去をもっていて、それをいろはにも伝えるが、経験がなく天然ないろはには”重さ”の加減がわからず、自分のことを本当に大切に想ってくれる日下部くんという認識しかないなど、妙にバランスのとれていて意外にもほっこりする2人が読んでいて楽しくなる。
お金持ちの男の子とどちらかといえばお金に困っている女の子というわりとありがちなパターンではありますが、飽きさせない内容でハートフルな感じがとてもいいと思います。
主人公のリリコが嫌味なく好きなキャラクターです。
主人公の桜川鈴は小さなぬいぐるみメーカーの会社員。ストレスがたまると歯が出ます。
忙しい毎日のささやかな癒しは電車で見かけるイケメンな彼。
そんなある日、社長(ボス)が入院して社長代理としてやってきたのが癒しの彼である狼谷くんでした。
描かれているのは日々の業務の大変さや苦労などどこにでもあるような日常ですが、鈴さんはちょっとした笑いを忘れなかったり、社内の空気が悪くならないようなさりげない気遣いなどができる人で、彼女のキャラクターがこのお話全体の雰囲気を作っているように思います。
そんな中で狼谷くんとの恋も少しずつ進展してくのも楽しめる要素になっています。
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推しが上司になりまして