3.0
ありがちだけれどかわいい二人
10年前に別れた彼氏が自分のいる会社に転職してきて再会するところからお話が展開していきます。
もう立派な社会人だけれど、恋愛に関しては結構奥手の二人が今後どう心を通わせて無事に初めてを迎えられるのかが興味深いです。
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39位 ?
10年前に別れた彼氏が自分のいる会社に転職してきて再会するところからお話が展開していきます。
もう立派な社会人だけれど、恋愛に関しては結構奥手の二人が今後どう心を通わせて無事に初めてを迎えられるのかが興味深いです。
幼稚園のお迎えバスを降りた後4人の母親たちが話し込んでいる間子どもたちを遊ばせておいたら、駐車場の車(それも外車)に悪戯や落書きをしてしまったところから始まるお話。
直接車に傷をつけたのが誰かはっきりしないということもあって、全員で責任を取ろうということにはなるものの、この件を契機に疑心暗鬼や不信感が生まれていく。
本筋というか核心部分とは少々ずれた話になるかもしれないけれど、そもそもママ友というのは個人的には”自分の”友達ではないと思っている。あくまで子どもを介した関係。
深く付き合わない、かといって無視するわけにもいかないところの匙加減が難しいんだけれど。
資産家の箱入り娘として育った珠子は祖父に厳しく育てられたけれど、天真爛漫な女の子です。自分がいずれ婿をとり家を継ぐということはわかっているものの、一度は家を出て東京で暮らしてみたいと思っています。
そんな中、珠子の祖父に事業支援のお願いにきていた家の息子である敬之と婚約するなら(いずれ婿に入ってもらう)という条件で東京の大学に進学、敬之と同居というちょっと無茶苦茶な条件で東京に行けることになります。
ただし、紀之と珠子は条件をあくまで飲んだふりのつもりで生活を始めます。
天真爛漫だけれど芯が強くしっかりしたところのある球子と、しっかりしているけれど飄々としたところもある紀之が大学生活の中で周囲の友人たち(いい人が多い)と様々な経験をしながら本当に惹かれ合っていくところも読みごたえがあります。
10年前結婚式直前に彼氏に裏切られ傷心ではあるものの仕事を頑張るヒロインがあるとき大きなプロジェクト(マッチングアプリの開発)のリーダーを任されます。
開発の責任者の汐見くんはイケメンであるが故にねたまれることも多く、人に心を開くことがほとんどありません。
そんな彼の見た目ではなく人間性を評価したヒロインに汐見くんは尊敬の念を持ちます。
いずれこの2人が恋愛関係になっていくのかなと思われますが、ヒロインは婚約破棄のトラウマから恋愛を避けているし、汐見くんは年上は対象外のようで、簡単には進んでいかないんだろうなというところまで読んでいます。
今後の展開が楽しみです。
タイトル通りの女の人のお話です。
満員電車の中でカップに入ったコーヒーを飲んでいてこぼれて他人のスーツを汚したのに、悪いのはパーソナルスペース(公共の場でパーソナルって!!)に入ってきたからだとか、挙句の果てに急ブレーキかけた運転士が悪いとか、とんでもないにも程があるようなレベルで自分は悪くないと言い張ります。
実際にこんなのが自分の周りにいたらたまりませんが、お話として読む分には清々しいまでの他責女で腹立たしいところから一周まわって笑えます。
不妊が原因で(?)夫から離婚を切り出されたヒロインに対して、社内の後輩くんが自分との子どもができたら結婚してほしいと提案してきます。
仕事のキャリア、妊活、夫婦間の軋轢など、現実の生活の中でもありそうな問題が山積しているお話で、とても興味深く読み応えがあります。
子どものころから母親は自分を捨てて出て行ったと思っていたヒロイン椿は、ある経験をきっかけに人前で笑顔になることができなくなっていた。
そんな彼女に自分が富豪の血筋であることや母が自分を捨てたわけではないことや父の死など様々な試練が降りかかる。
そして彼女を支える(ともに生きる?)のが、自分の血筋の富豪の家の養子で彼女のお婿さん候補である湊と斗真。
椿はどちらを選ぶのか、また心から笑えるようになるのかを見守りたい。
離婚した元夫婦が復縁する(?)までのお話です。
入社してすぐに同期同士で結婚した梨々子と小野はお互いに励まし合いながら仕事を頑張ってきたものの、どんどん力をつけていく小野に対して梨々子は徐々に劣等感を抱くようになり(嫌いになったわけではない)、逃げるように出ていき離婚しました。
それから4年、仕事の上で再会。梨々子に未練たっぷりの小野は何とかヨリを戻したいと頑張る・・というところまで読んでいます。
早くヨリを戻せばいいのにと思いつつ、2人の両片想いのような状況も楽しみながら読める作品です。
この作家さんのお話は多々読んでいますが、これはちょっと毛色が違う面もあります。
生まれつき体が弱い美少女雛と名家の跡取りではあるが愛人の子である10歳年上の悠生のお話。
雛が成長とともに時折見せる女の部分がこのお話の中に出てくる桃とともにお話の肝のようなところがあります。
本筋とは違うのですが、登場人物の名前は日本人名のわりに、そこここに別の国の感じが滲み出ていて、あまり入っていけませんでした。
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元カレと再会してハジメテ。10年分抱かせて