3.0
プチプチした微炭酸が少しずつ抜けてく感じ
途中まで、とってもいいんだけど、ミヤマラが髪を切ってイケメン君になったあたりから、ごく普通な恋愛話になってきたように思います。
2人の関係がゆっくり育まれていく様子や、普段着なきゅんもいいけど、ホリちゃん、段々と猟奇的になっていくのがアクセントにはなりつつ、少し無理やりな感じもあり。
炭酸感をほのかに感じつつも、この先に興味がなくなってきつつあります。
- 13
レビュアーランキング 1914位 ?
5 | 45件 | |
---|---|---|
4 | 13件 | |
3 | 11件 | |
2 | 2件 | |
1 | 0件 |
11 - 20件目/全54件
途中まで、とってもいいんだけど、ミヤマラが髪を切ってイケメン君になったあたりから、ごく普通な恋愛話になってきたように思います。
2人の関係がゆっくり育まれていく様子や、普段着なきゅんもいいけど、ホリちゃん、段々と猟奇的になっていくのがアクセントにはなりつつ、少し無理やりな感じもあり。
炭酸感をほのかに感じつつも、この先に興味がなくなってきつつあります。
10代の成長過程で多くの人が経験するだろう繊細で過剰な自意識、そして友情と恋との狭間の痛みが、昭和の香りとジャズのエッセンスを加えて唯一無二の輝きを放ってる。物語の途中も、読後感も、逃げがなくて爽やか。少し経ったらもう1度読みたい素敵な作品でした!
国名や設定はちょいちょい変えてありますが、16世紀イングランドを舞台にしたエリザベス一世の物語がベースです。
王位継承者の影武者の存在が事実かはともかく、元ネタありきでこんなに先を読み進めるのが待ち遠しくてドキドキするのは、キングダム並!(本作品は女性向けですが、青年系が好きな方にもいけます)
独特のサラリとしたタッチと、イマジネーション豊かなストーリー展開の巧みさ、程よい深さで描写される心の機微、あっという間にトリコになりました。
血生臭い陰謀うずまく王宮を舞台に、主人公たちの苦悩と決意、生きる姿にも魅せられます。
現在94話、文字通り影となりエリザベスを支える影武者(男の子!)ロバートと、これからどんなやりとりが重ねられるのか、興味が尽きません。
歴史好きにも、そうでない人にも、強くオススメします!
バトルシーンだけでも手に汗握るドキドキなのに、この作品は「人物」と「人と人との関わり」をとても大切に描きながら、ハイテンションなのにじっくりストーリーが展開する、見所満載のSFアクションです。
伸び代だらけのちょいダメ主人公と、危うさと規定外の能力を持つ異界のサブ主人公と、ドラえもん的な知恵袋、そして、両手両足では追いつかない多種多様で魅力的な登場人物たちが入り乱れながら炸裂する展開!
10巻93話あたりまで、どんどんヒートアップして、そのあと一旦小休止かと思いきや、またギリギリと目が離せないバトルが続きます。
死なずに戦えるゲーム的世界観に、これでもかという頭脳戦の数々、なぜかホッとする親しみやすさも加わり、心置きなくワクワク、ハラハラできるのもいい!
ともに成長する仲間とライバル、敵も味方も異界人も丸ごと飲み込んで展開するストーリーの大胆さ、アクション少年マンガの魅力が凝縮されているような作品。
めちゃ、オススメします!
世界40ヵ国以上で翻訳され、読み継がれている神作品。
天涯孤独で嫌われ者だったいたずら少年ナルトが、様々な変遷を経て、里一番のヒーローに成長する物語、という概要云々はともかく、読むことで、自分も励まされ、勇気をもらえる、大好きな作品です。
手に汗握る戦闘シーンや、胸を突かれる人間ドラマ、孤独と努力、師匠と仲間、復習と平和など、いろんな要素が詰まっていて、72巻と、とにかく長いけど、読む価値ありです!
主人公以外の人物設定にもしっかり物語があって、面白いだけではなく、諦めない心や、自分や仲間を信じる生き方など、大切なことがたくさん、詰まっています。
少年バトル漫画の域を超えて、作者の哲学のようなものさえ感じる完成度の高さ。
死ぬまでに読んでほしい作品のひとつです!
うさ耳メイドにツンデレなお坊ちゃま、イケメンの旦那さまと厳格な家政婦長などなど、エッジの効いた登場人物と、夢のようなお屋敷、ちょっとスパイスも効いた展開に、いつの間にかハマります!
最後まで読んでの感想は、
遊び心と一緒に、人を慈しむ優しさや愛情の余韻の残る、上質なファンタジー。とてもオススメします。
5年後、10年後の登場人物の様子もぜひ描いて欲しい! けれど、きっと読者の想像に委ねるのかな。そんな空想を遊ばせる余地もたくさんある作品です。
始まりのシーンがあれなので、うしろ暗い話かと思いきや、今のところ、家庭環境が複雑でピュアな小学生と、アラサーの心の交流のお話。アラサーの心理描写が繊細で、少年のあざといほどのピュアな表現が、とってもいいです。
少年の真っ直ぐさを無視できず、環境の不憫さに同情し、流されるように世話をやくアラサーの脇の甘さは、ダメダメなんだけど、ある意味共感しやすいかも。
少年の父は、ひとり親で立場もある中、虚勢を張っているにしても、育児放棄に近い感じ。それをサポートしているのだから、本当は主人公にもっと堂々としてほしい! そうすれば左遷されたり、そのことで少年に罪悪感を根付かせることもなかろうにと思います。
物語とは直接関係ないけど、真っ当なご近所さん互助会的なものが、犯罪まじりに揶揄される現代って、そろそろ変わり目なのかもと思わされました。
ちなみに、配信はいま、43話で中学生になった少年と再会するところで終わっています。エロにはいかないでほしい作品。続きが気になります!
読了した感想は、ほろ苦い大団円、かな。
「リアルな普通」を深くえぐる、独特の世界観と緻密な構成で、完成度の高い作品です。
ありがちな失恋から始まった、ショコラティエ(ソータ君)を中心に、片思いや誤解だらけで、焦がれ、浮かれ、失望し、ダメなこともして、誰かに救われて、そうして成長して成功もしていく、そんな苦くて甘い物語。
作家は「普通の恋愛」を描いたと言うけれど、リアルに共感できる「普通」を、こんなにも魅力的に掘り下げて、軽やかにさらりと描き出せる作者の力量に驚嘆します。
恋愛の酸も甘いも苦いもピリリも、いろんな味わいの詰まったお話。
ヒトクセある登場人物たちは、キャラが立っていて、普通じゃなく魅力的。
後ひくうまさでクセになる、とても好きな作品、オススメです。
15年以上前に夢中になって読んだ作品です。
小さな街金、月影ファイナンスの冴えない社員の春居さんと、謎多い凄腕マジシャン(魔術師)Dr.WHOOの2つの顔を持つ主人公。一言で言うなら、ミステリアスな正義の味方。物語が進むと、さらに別の顔も現れます。
理不尽な犯罪や悪徳事件を「債権」と呼び、主人公を取り巻く謎を紐解きながら、清々しいほど華麗に解決(回収)していく物語です。
前半はだいたい一話完結のオムニバスで、人間心理の妙も絶妙なスパイスで加わっています。話数が進むにつれ長編となり、政財界や国をまたいだ闇組織との確執が・・・。
少し古さを感じる絵柄や生活感でも、エンタテイメント性やアクション要素もふんだんにあって、正義とは何か?を考えさせられたり、とにかく、とにかく面白い!
長い作品ですが、息もつかせぬ終盤の展開にドキドキし、複雑な伏線を見事に回収するクロージングにじんわりきます。
ぜひ最後まで読んでほしい、目立たない名作です!
短い作品なのに、生きることの愛おしさや、命の尊さや畏れや感謝の感覚が、自分の中に蘇ってくるような感じ。すごいです。
ものすごく簡単に言ったら、若い夫婦の再生と出産を軸に、第三者の温かみが描かれたお話。
なんだけど、ちょっと落ち込んでた時にこの漫画を読んで、気づいたら涙が溢れていて、読み終わった時には弱っていた気持ちが回復していました。すごいです。
さくっといけるから、ぜひ読んでみて!
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています