昔からずっと考え続けてるが結論が出ない話がある。それは「この町はどこ?」
ブラストやトラネスを輩出するような東京とか仙台みたいな都会ではない場所と言えば、GLAYの故郷・函館。でも海沿いなのに雪が結構降るとなると青森ぐらいしか考えられない。で、ライブハウスから列車で帰宅するとなると…うーん。
そういえば、ヴィヴィアンもとうとう亡くなってしまった。連載が止まって久しいNANA。果たして完結してくれるのだろうか
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昔からずっと考え続けてるが結論が出ない話がある。それは「この町はどこ?」
ブラストやトラネスを輩出するような東京とか仙台みたいな都会ではない場所と言えば、GLAYの故郷・函館。でも海沿いなのに雪が結構降るとなると青森ぐらいしか考えられない。で、ライブハウスから列車で帰宅するとなると…うーん。
そういえば、ヴィヴィアンもとうとう亡くなってしまった。連載が止まって久しいNANA。果たして完結してくれるのだろうか
鈴木さんのやったことは、暴走だったかもしれない。他人のことに首を突っ込み過ぎていたのかもしれない。おまけに、父と娘の再会は残念ながらバッドエンドに終わってしまい、父の悲しみはより深いものになってしまった。
でも、それでも、決して無駄なことではなかったと思う。鈴木さんの思いはちゃんと通じているし、先の幸せにつながる一歩を踏み出せたのだとは思う
何やかにやありながら、主人公と鈴木さんの距離が縮まっていく。でも、それは男と女の関係性ではない。そのことに違和感を持ちながらも、お互いがお互いに癒されている。後にこの関係性が何だったのかは見えてくるが、一つ言えることはある。元妻のことは忘れることも切り替えることも諦めることもできようが、娘のことは諦めるとかそういう話では断じてないよね、ということ。
「この国では子どもを連れ去るのは犯罪にならないけど、連れ戻すのは犯罪になる」。これ、この作品の重要なポイントです。世界標準ではもちろん、片方の親が配偶者の同意無しに子どもを連れ去るのは犯罪です。そして、日本でも後れ馳せながら、ハーグ条約が発効した2014年度からは、この母親の行為は犯罪となりました。この作品がいつ描かれたものかは不明ですが、仮に最新作だとしても、10年前ならギリギリ罪に問われることはありません。が、しかし、世界的な常識で考えるのなら母親の行為は大犯罪です。それを踏まえた上でこの作品は考えたいですね。
もちろん、旦那にも落ち度はあったでしょう(作中ではあまりちゃんと触れられていませんが)。でも、主人公は娘思いのいい父親で、娘も父親のことは大好きだったことは間違いなく、鈴木さんの直感も間違ってません。主人公から洗脳など刺々しい言葉が漏れ出てしまう理由は後ほど明かされますが、それも元妻(と元妻側の弁護人)の責によるところが大きいでしょうね。裁判沙汰になると勝つためなら何でもやってしまいますから、取り返しのつかない泥仕合になるものです
ついにマリアと同じ土俵に上がったほのか。それだけで感慨深いものがある。もちろんそう簡単にはことは運ばないだろうけど、まずはラファエロで磨いた技でナンバー2の座を射止めるところからかな。
それにしても、専属のヘアメーク担当とか、高級店とはいえ相当なもんだなあ。どうせ風呂に入る時に髪を束ねるのにさ(^-^;
まず、鈴木さん自身は結婚して旦那さんとも上手く行っていて何より。
とはいえ、あの人のことが気になるのはそりゃそうだよね。ある意味父親みたいな存在だもん。そのことは今の旦那さんも分かってくれるからまあ何の問題もない。
ま、さすがにたまたま入った居酒屋でバイトしていた子がさくら本人だってことに気付くはずもなく、さくらの封印していた思い出がフラッシュバックしてきて悶絶するとか…知るわけないよね。
本当にせつない話
「言葉はなくても洗脳はできる」。実に恐ろしい言葉だ。さすがに元妻がさくらにやったことを「洗脳」というのは言い過ぎなような気はするが、夫婦喧嘩がさくらを深く傷つけたことは変えがたい事実。そして、本人の意思を問われることもなく、問答無用で母との暮らしを余儀なくされたさくらは、生きるために大好きだった父親の記憶を封印せざるを得なかった。元妻、あまりにも罪深いぜ。さくらの心を癒やす術はあるのだろうか
悲しい結末だ。
父の手紙をシュレッダーにかけてしまったのはさくら。そうしてしまった気持ちは分からないでもないが、でも取り返しの付かない決断だった。
もはや元妻が動かなければ二度とこの父娘は再会できない。そして元妻にその気があるかは不明(多分無いんだろうなあ)
救いがあるとすれば、主人公の夢の中に出てくるさくらが笑っていること。鈴木さんのお陰だろう。でも、本当のさくらは今日も泣いている。元妻の罪深さを感じずにはいられない。離婚はまあ仕方ないだろうけど、さくらと父親の関係性を壊した罪はあまりに重く、それに対する懺悔もほぼない。この作者にしては珍しく読後感が悪い結末だった
主人公と鈴木さんの関係性って何だろう。まさか結婚? それは違うなあとはずっと思っていた。物語の急展開には驚かされたが、腑に落ちる結論ではあった。鈴木さんは、ある意味、さくらちゃんの代わりに一時だけ「娘」のポジションについたということ。男と女の愛情は無くても、親子愛に近いものはあったと。鈴木さんの結婚式でのあの号泣ぶりも、娘を嫁に出す父親の心境なのだろうなあ。自分自身の懺悔も込めた二人への門出のメッセージは心に染みました
私が一番興味を持っていた離婚に至った理由が、かなりボカされていた。決してそれを過小評価したりはしないが、もう少し分かりやすく明示してほしかったというのが正直なところ。これじゃ元妻に同情はしにくい。
そもそも、元妻がやったことは世界標準(ハーグ条約)ではれっきとした「誘●」であり、日本人的な価値観ではそれなりに理解されるのではあろうが
NANA―ナナ―
011話
NANA―大崎ナナ―(1)