4.0
ずっと読みたかった作品
オスカルが想像以上にカッコ良かったです!
何と言うか、もう、それに尽きます。
どんな男たちよりも男気(と言うべき?)があって、人格が本当に素晴らしい。
特に終盤は名台詞がたくさん出てきて、胸を打たれました。
でも読む前は勝手に、オスカルは『リボンの騎士』のように対外的には男として育てられたのだと思っていました。
フィクションとはいえ、あの時代に女性が軍隊の隊長としての役職に就けるというのは、ちょっと説得力に欠けるような気もしました。
その他の登場人物も、顔の区別がつきにくかったりしましたが、みんなそれぞれに魅力的でした。
フェルゼンは好みではありませんでしたが(笑)
フランス革命など全然知識がなかったので、色々勉強にもなりました。
さすが、「名作」と呼ばれるだけの作品でした。気持ち的には4.5です。
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ベルサイユのばら