4.0
好き
ストーリーはほんとゆっくり進んでいくのでじれったい方はイライラするかも。でも九条くんとつづらちゃんの恋愛が丁寧に書かれていて私は好きです。
特殊な位匂いで全ての事がわかってしまう九条くん。
小さい頃はその能力をよく理解してなくて全く悪気もなく色々な事を言い当ててしまい母親の事故も自分のせいだとトラウマになっている男性。
生きていく上で九条くんはわかっていても伝えていいこととといけないこと…そんな感じで生きてきたから恋愛もたんぱく。
つづらちゃんも九条くんとは違う意味でクセがあり何でも手で触ってみたくなる女の子。でも恋愛べたでストーカーみたいな男の子とのことで仕事も辞めて家の古本屋の仕事をはじめた。
九条くんは自分の能力を生かして香水の研究所に勤めており、初恋を思い浮かべる匂いをつくるため学生時代の同級生つづらと再会することになる。
つづらは九条くんの匂いを嗅がせてくれと言われた事にはじめびっくりするが次第にそんな九条くんに惹かれていき九条くんも今までとは違う感情を覚え2人は惹かれていく。
九条くんがつづらに嫉妬する様子やつづらの可愛いさにキュンとします。
話が進んで九条くんが匂いを感じなくなり以前はトラウマだった匂いという特殊能力がいざなくなった時自分の存在価値に悩む様子など色々考えさせられるお話です。
匂いという特殊な題材をテーマに恋愛が進むほわっとした優しいお話で私はオススメです。
- 9