3.0
恋に不器用な課長がいいキャラなだけに
短編なので仕方ないけど、登場人物少なめで駆け足感が否めない。
一見、仕事も恋も百戦錬磨に見えるイケメン課長なのに恋を知らないキャラというのがちょっと新鮮でした。
ありがちなお見合い話だけで終わってるのがちょっと残念。
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1021位 ?
短編なので仕方ないけど、登場人物少なめで駆け足感が否めない。
一見、仕事も恋も百戦錬磨に見えるイケメン課長なのに恋を知らないキャラというのがちょっと新鮮でした。
ありがちなお見合い話だけで終わってるのがちょっと残念。
読み終えて様々な感情が入り混じり、簡単にレビュー出来ない日々が続きました。
男も女も仕事や家事育児に忙殺されてどうしようもなく疲れてるときあるよね。気分乗らない時、体調悪い時あるよね。
でもお互いに思いやりと自分の気持ちを伝えること、もっと丁寧にするべきだったと思う。そこはとても大事にしなければいけない所って今なら私もわかるんだけど。読みながら改めてそう思いました。
でもこれがまた難しい。漫画のように心の声はお互いにわからないから勝手な尺度で解釈してしまって言葉を飲み込んでしまったり、勢いで言わなくて良いことまで言ってしまう。
自分の言葉が行いがブーメランのように返ってくると最初の方であったけど、私はこの作品にであって自分の言葉がブーメランのようにささるということに同感しました。
イチコは婚外恋愛を自分から提案してしまったこと。これがそもそもの間違いだったと思う。(まぁ漫画だからなんだろうけど)
恋をしている旦那を目の当たりにして生活することに疑問を感じてしまいました。
なぜ離婚しないの?
そう思ったけど、それは結婚生活ならではの親との関係だったり、なるほどなと思いました。
今までの親との関係性で上手くできないイチコをおとやんは優しく救ってくれます。
1人の人間として好きなんだなぁと。彼がいることで保てている部分があると、離れ難いよね。
自分と重ねてしまいました。
脳内イチコが個人的には好きでした。脳内セコンドのくだりも心の葛藤がストレートで良かったです。
個人的にはもう少し礼くんが活躍するのかと思いました。でもそこはイチコはブレがなかったですね。流されなかったというか。
ラストは…。妊活と離婚と再会がバタバタと詰め込まれた感がありました。
始まりのような終わり方でした。
35歳は人生ど真ん中で色々なスタイルの人生があるよねーと。
その一つを見せてもらった感じでした。
外面ジェントルマンなイケメン俳優、親しい人には俺様暴君。良かったです。
そんな俺様俳優が後半、家政婦である主人公にベタ惚れになって行く様が快感でした。
立場ある人、愛する人を想う為に行動することは側にいないこと…と主人公が泣く泣く彼の前から消えるのですが、そこが読んでて辛かった場面です。でも何が1番大切か、誰が1番大切なのか、彼は親を亡くしているので彼女に対して強い想いがあって、ストレートな想いの行動がとても良い描写だと思いました。
ラストも良かったです。主人公もだけど、それ以上に諸星君が幸せになれて良かったです。
双子ならではのコンプレックスから高校では双子であることを隠していた洸一と紗和。
洸一は読モで活躍しつつ、バンド活動もしてモテキャラ。
長髪が似合ってて私好みでした。
片や紗和は目立たないように地味にしていて…。
洸一からは地味、眼鏡、ダサいと呼ばれていて俺様な洸一に振り回されてばかり。
入れ替わりをして起こるトラブルが紗和と洸一に変化をもたらすのですが、紗和にモテ期がきます。
あんなに双子であることを嫌がっていた二人だけど、終盤のバンドの舞台で起こったピンチを救ったのは洸一で、洸一を頼ったのも紗和であのシーンはとても良かったです。
女の子にも見える男の子とかギャップのある人物が個人的に好きです。
洸一の恋の話も有ればいいのにと思いました。
なかなか設定が酷い。ギャグでさらっと片付けてしまっているけど、イジメはした側された側の温度差が大きければ深刻度を増します。
結果お母さん死んじゃってるし…。(この辺はどうなの?と思いますが一家離散してるし)
なんなの?と思って読んでいましたが、最後辺りは作者の伏線回収。
所詮育ちのいい人間の集まりだっただけあって、幼い頃の善悪つかない時の悪戯とは違って、人の為に動けるイケメンでした。
親にとって我が子を1番に思う気持ちが肝心の子供に伝わってなくて拗らせてしまうことが描かれていて、小気味よく回収されていきます。
あれれ、復讐は?
それでこのあとこっ酷く振るの?
最後の絵をどう見るかは読者次第。
あーなんかいいじゃん、復讐なんて。
最後にそう思わせてくれる作品、とても新鮮でした。
2巻でまとめているだけあってやちょっと盛り上がりに欠ける感が否めません。
主人公があまりにもウジウジしているのが少しもどかしく、逆にルイ君が主人公を気にかけている様子が好感持てました。
まー、普通な感じでした。
作者買いです。メイドインハニーがとても良かったので、過去作のビューティハニーを読みたいと思いました。
吉野さんの人物や構成がとても好きです。
例えば高校生恋愛につきものの、嫉妬とかすれ違いとかの表現がとてもキレイなんです。嫉妬はするけど、相手の幸せ願う姿勢や自分の気持ちをストレートに表現しているところが好きでした。
思わぬ言葉でホントにキュンとしてしまいます。
そして主人公の小羽の家庭的で人思いなところも魅力的だし、伊織君が小羽のことをブスって呼ぶところ、アホかって呟くところ、何気に好きでした。
イケメン2トップがお約束で主人公を取り合う?的な展開も良かったです。
ラストもとても好みでした。
夫からの暴力、兄弟の確執、禁断の恋、設定はドラマティックだったのに、終わりがイマイチでした。
弟君がもっと頑張るのかと思いきや最後の修羅場に登場しなかったり、主人公も一方的に別れを決めて弟君もそれを受け入れて何だかなぁ〜って感じです。短編ということもあるかもしれませんが、ここぞという所がなんだかわたしの思ったのと違う感じでした。
突然仮カノにされて振り回されているうちに、久世くんのことが気になりだした主人公。
イケメン佐山くんのことが好きだったのに、そして告白されたのに、何故か久世くんのことが気になって佐山君に飛び込めない菜都。
佐山君と久世君のバチバチも見所だと思います。
ただ、久世くんとの無理矢理デート中に突然街中で佐山君に出会ってしまい、はぐれてしまった間にフラフラして久世くんに心配かけたくだりがすごく違和感ありました。
デートじゃなくても誰かと一緒の時にはぐれたらまず相手を探すよね?途中出会った人と甘いもの食べる神経がわからない…。
作者はなにを表現したかったのかな?
久世くんがすごく心配して探し回ってる様子を書きたかったのかな?にしても。解せない。
だけど、久世君、佐山君がなかなかイケメンで素敵なので、最新話まで読み続けています。
主人公を好きになれないのがちょっとね…。
心の持ちようをコントロールしようとする純に心打たれました。
もし、武頼(旦那)の命に関わる何かが起きても「子供はどうする」って聞く?生きててくれればそれで十分。他に何もいらないよって、命に比べたら些細なことだ…。
と純が自問自答する場面がありました。
でもそう思い込みたいのにその後…。
ご飯食べてたまに旅行して歳とって…もちろんセッ○○はなし…。と思いが繋がっていきます。
じゃあ夫って何?と。
いらついたら武頼がいなくなるよりマシだって思え 感謝感謝…生きててくれてありがとう。でもその境地までたどり着けん。
この堂々巡りが現実じゃないかな。
私はここが刺さりました。状況違うけど、私も同じようなことを自問自答したことがあるから。
だけど、武頼が同じ苦しみを抱えているわけではなく、そこが読んでてどうしてもムカムカしてしまいました。仕事の多忙さ、男としてのプライド、生い立ちからくるトラウマが混ざり合って武頼はかなりややこしいことになっているし。同級生との再会も面白くない。
唯一真山君の純粋な好意が癒しだったけど、純は当たり前だけどやはり武頼が大切で…。わかるけどしんどいですね。
真山君に気持ちが向けばどんなにラクか。
レスは社会問題と言えるくらいきっと身近なんだと誰もが思うくらい、様々な雑誌の特集や漫画や数多くの媒体で取り上げられているし、本当に難しい。
解決方法は何通りあるのだろう。星の数ほどありそうで、一つもないかもしれないとさえ思う。
それは体験した人にしかわからない辛さだと思う。
この話は本当にリアル。リアルなだけに怖さが半端ないです。
読み始めた時はどこに辿り着くのか胸がざわついて仕方なかったけど、今レビューを書きながら次の5巻が待ち遠しいです。
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氷堂課長、婚約者になり(す)ます。