5.0
こちらの方が好きです。
同じ原作、キャラクター原案で、2つありますが、倉田三ノ路さんの作画の「猫猫の後宮謎解き手帳」の方が、より舞台になっている中国の文化や表記などが忠実で、読んでいてとても自然に感じられて、好きです。
かなり最初の方から壬氏さまが猫猫のことが大好きなのに、猫猫の方はもっぱら調薬と毒と謎解きにしか興味がなくて、美形の壬氏さまのことなんて毛虫かなめくじ扱いなのが笑えます。
お話は後宮だけにとどまらず、宮廷に巻き起こる事件、壬氏さまと猫猫の出生の秘密などもからまって、読み応え充分です。宮廷モノではあるけど、登場人物にやなヤツ
がほとんど出てこない内容も、読んでいて楽しい要因のひとつと言えます。
オススメです!
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薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳