彼女が前世でしてないこと。
家族との温かい暮らし、誰かを「育てる」こと、対等な関係で名前を呼んでもらうこと、あと誰かを「守る」ことも、実は初めてなんじゃないかな?
前世で剣を習ったのも、才能が花開いて最終的に皇帝にまで上り詰めたのも、「自分の身を守るため、生き延びるため」だったんだもんね。
自分の身を守ることと他人を守ることは、雲泥の差があるはず。
だからこそ、賢くて強くても、イマイチ守り切れないのかなと思った。
逆に王子様とお兄様の方が弱くても「守り慣れている」からこそ、躊躇なく身を挺することができるのかもね。
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最強公女は今日も退屈です
010話
第10話