5.0
7seedsで安居が好きな人におすすめ
この物語のなかで
「親子の関係」「暴力をふるう者のいきつくところ」「無関心というものと秘匿というものの罪」「煽動した者とされた者それぞれの罪」
などについての優しく厳しく大局的な視点でのフォローがされています。
前作品で安居に感情移入、同情していた自分が少し癒されたような気もしました。
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64894位 ?
この物語のなかで
「親子の関係」「暴力をふるう者のいきつくところ」「無関心というものと秘匿というものの罪」「煽動した者とされた者それぞれの罪」
などについての優しく厳しく大局的な視点でのフォローがされています。
前作品で安居に感情移入、同情していた自分が少し癒されたような気もしました。
自分では出せないけれど力を出して踏ん張りたいとき、その源となるのがその花、というのが美しい。信仰のよう。
このかたのほかの話も好きだけど、この話も弱い人への優しさを感じられる。
どうすればいいのかわからないとき、苦しいとき、誰かを傷付けそうなとき、誰かを助けたくても助けられないとき、きっとこの話が頭に浮かぶと思う。
なんかそういうことしたいなら医者になればよかったのになーと思う
手っ取り早い手段のために無関係な命を犠牲にするんだ…
いいこといっててもこわいこといっててもモヤモヤ~としたシルエットなのが不穏だな…
でも同じ人から出された隠しておきたい気持ちだもんな
一人目は歪な友情関係
二人目は手近な手段
三人目は田舎らしさ
を選んだことが原因のひとつ
でもそれを選ばざるを得なかったのは持って生まれた容姿のせいもあるんだなー
少し変わってると思ったとき、お互いに刺激を与えつつ変わっていけると前向きにばかり思ってしまうのは何故なのか…
騙すと言うか奪い方が結構正攻法寄りで面白いな~私も騙されてしまいそう…
でも主人公がめげず腐らずまっすぐ頑張り続けるから最終的にすっきりできる、信じて待てる
自分の中に食べて戻してしまいたいくらいの執着が恐ろしいような、哀しいような。
外見がもしもっと似ていたらどうなっていたのか。
人間関係が一人の個性だけでなくてお互いによって成り立ってるということが表現されていて面白い。
人間だから失敗もするし改善も出来る。
絶対的な正義もなくて、働きやすいか、成果をあげやすいか否かがそこにある感じ。
身につまされる。
飯田さんは改心というより、彼女の働きやすい環境かつ周りにも認められて迷惑をかけることの少ない状況にいけるようになるのかな。
今後も新しい展開楽しみにしています。
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ミステリと言う勿れ