4.0
ノリノリでバッドエンドに
自ら突き進む主人公。
前世を思い出したとたん、
本来の結末を回避しない決断に至る。
その切り替えの早さがあまりに潔く、
何で没落したくないとは一切思わないのか?という疑問は残る。
でもいつのまにか、
だんだんそのへんは
何かどーでもよくなってきた自分がいる。
キャラ同士のやりとりが楽しくて
それだけで面白くなってきてしまった!
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30位 ?
ノリノリでバッドエンドに
自ら突き進む主人公。
前世を思い出したとたん、
本来の結末を回避しない決断に至る。
その切り替えの早さがあまりに潔く、
何で没落したくないとは一切思わないのか?という疑問は残る。
でもいつのまにか、
だんだんそのへんは
何かどーでもよくなってきた自分がいる。
キャラ同士のやりとりが楽しくて
それだけで面白くなってきてしまった!
登場人物の心理描写がていねい。
言葉では簡単に表現できないような
何ともいえない細かい感情を、
上手く捉えてると思った。
ストーリーは淡々と進む。
登場人物たちは
あまり顔に感情を出さない。
しかしその内面では
悩み、考え、熱い気持ちを持つ。
回天に搭乗する。
その時点で死を意味するということ。
しかし
命じられるのが
同じ「死」だったとして、
渡辺たちが志願したのは
敵を撃沈するためだった。
「自分たちにとって意味のある死」
だったからであって
けして無謀な作戦の「犬死に」のためではない。
同じ死でも、意味がちがうという主張。
それでも下される命令が
無謀な作戦の「犬死に」である残酷さ。
ウソの戦果報告に気付いていて、
無謀な作戦に気付いていて、
全てを分かった上で
それでも搭乗しなければならなかったということ。
ただでさえ回天という存在に
ショックを感じたのに
ますますやりきれなく、悲しみが増した。
強行策に突き進む
上の立場にいる人々に対して、
正気の沙汰と思えない。
戦争は狂気で
人を歪ませてしまうのだと感じた。
読まなければ分からなかったことだらけ。
考えさせられる作品です。
知ることしかできなくても
せめて知らなければ、という気持ちに
なりました。
悪役たちがおバカキャラで
うっとうしい…(ごめんなさい)
地味だの幽霊だの
周りから散々言われてるわりには
主人公、元がフツーにかわいいと思う。
なので
そこまで大変身を遂げた感じはしない。
話の持っていき方は強引なところがある。
でも絵はかわいいです。
フルカラーがまぶしくて
目がチカチカするときも正直あるけど、
とにかく絵がかわいくて
それでも好きです!
主人公が2回分の前世の記憶を
当たり前のように持ってたり、
何でもアリな面もある。
過去の前世に一体何があったのか
知りたい!
そしてそれを踏まえて
主人公が今後どうなっていくのか。
以前どれだけひどいワガママぶりだったのか、
変わる前の主人公も見てみたくなった。
「ブラックジャックによろしく」は
てっきり途中で終わってしまったと思ってた!
なので続きを読むことができて
(話の流れ的に、たぶん続きかと)
とても嬉しいです!
初めて読む人は
「新」が付いてない
「ブラックジャックによろしく」から
先に読むと、これまでのあらすじが分かると思うのでオススメです。
人工透析とは具体的にどういうものか。
漫画で説明されると
すごく分かりやすかった。
無知だったから、余計に勉強になりました。
精神的・体力的・金銭的にも
ものすごく大変でキツイものだということを知りました。
でも必要な人には欠かせない、
大切な役目を担っている。
腎臓のことも人工透析と同じく
分かりやすく説明されている。
命と向き合うので内容は重いけど、
考えさせられる。
斉藤先生のことは
キャラとしてけしてキライじゃない。
でも男性としては少し最低かもしれないと、
皆川さんとの関係では思いました。
もし主人公が皆川さんだったら…
結婚を意識する年齢に差し掛かる中、
自分のことより患者さんや赤城さんのことを優先して彼女をほったらかす、
最低な彼氏として
斉藤先生はきっと登場すると思う…。
主人公たちのやさしい人柄に泣ける。
感動とあたたかさに包まれる一方で、
先を読むのを
ためらう気持ちも生まれました。
この先に何が待ち受けてるのかを思うだけで、
おそろしかった。
今まさに自分をあたたかい気持ちにさせてくれてる作中のキャラたちが…
どんな目に合うかを考えるだけでゾッとした。
主人公たちを
好きになればなるほど
笑顔であれば、あるほどに
読むのがツラくなっていった。
それほどまでに心を揺さぶり
感情移入できる作品だと思いました。
真相はなんなのか知りたいです。
でも
双子が何度もかわいそうな目に合うし、
ワケわかんないアリスにはイライラします。
読んでる途中から印象が変わりました。
じつはけっこう深い話かもと思うようになった。
気持ち悪いシーンもあるけど
ただそれだけってわけじゃない。
気持ち悪いのは認めるけど
それよか続きが気になる!って感じになり、
先を読みたくなりました。
「えっ!今はじめて知ったけど、
自宅ってゴミ屋敷状態だったの?」
「お父さん、ここまでも家の中にはいたの?」
など、徐々に主人公キャラの背景が
浮かび上がってくる。
話が意外な方向へ進んでいき、
真相を知りたくなりました。
とびきり絵が上手いとかじゃなくても
内容自体が心に響く作品というのがある。
これも
そういうタイプの作品だと
個人的には思いました。
ダメな父親を、無意識に反面教師にして
娘は育ったのかもしれない。
父親と真逆な主人公は
ひたむきで、しっかり者。
貧乏だからって腐ったりしない。
ズルもしない。
いつも道理を通したモノの考え方をする。
小林さんがリーゼロッテを好きなあまり
自然にテンションが高くなるのは仕方ないけど、
語りがヒートアップして
たまに小林さんのノリに疲れてくる…。
でも遠藤くんが落ち着いてる分、
2人のバランスはいい。
ジークのリアクションが
たまに面白くて好きです。
ゲームの世界(ジーク)に
こちらの声がきこえて、
それを神々の声とカンチガイするのが
変わった設定だと思いました!
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
アルバート家の令嬢は没落をご所望です