直江嬢。さんの投稿一覧

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31 - 40件目/全191件

  1. 評価:3.000 3.0

    漫画全部読んでないので、話それてます。

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    「日に流れて橋に行く」東京の日本橋を思わせる題名。モデルは有名デパート「三◯」ですね。この時代から昭和までは、国全体が流れを遡る勢いがあった。「今は昔」の物語でございます。

    現代ではどうなんだろう?デパートが過去に誇っていた高級さや優美さという「看板」、そんなものは当の昔の物になっている気がする。そういう意味で、デパートは新たな岐路(もしくは挑戦)に立っているのかもしれない。少なくとも、ひねくれた一庶民の目からはその様に見える。

    「誇りや夢で飯が食えるのか?腹が一杯になるのか?」今はそんな言葉が飛び交っている。

    ただ、人間は必要最低限の暮らしだけではない、何か「彩り」を求める生き物なんだと思う。それがライブコンサートだったり、遊園地だったり、かつてのデパートだったりしたのかもしれない。忙しくて心が擦りきれそうな日常から離れた、夢や魔法の様な空間と時間。人間は、そんな「心の栄養」を求める生き物なのかもしれない。

    • 1
  2. 評価:3.000 3.0

    稀有な世界観。ゆえに繊細。

    作品の名前は知っていたけれど、読む事はなくて、アニメを機会に内容を知りました。漫画自体は「アフタヌーン」という主に男性的向けの漫画雑誌に連載されてますが、女性が活躍するのは凄いと思います。また、毎度ではありますが「アフタヌーン」の、一風変わった名作を見つけて世に出せる審美眼には驚かされます。

    作品は、美しい宝石と仏教的な絵柄を織り混ぜた、今まで見た事のない独特の世界観だと思いました。また、ほんの少しだけ宝石の勉強も出来ました💎✨。

    全話は読んでませんが、繊細な漫画家だと思います。ゆえに、長期連載は難しいのではと思いました。以下は、沢山漫画を読んでる自分の独断と偏見に基づく考えになります。

    今まで誰も見た事のない様な圧倒的な世界観と想像力を持った漫画家は、最初の内は安定しているのですが、人気が出てくると、どうしても出版社の意向等々の理由で話を長く続けないといけなくなってくる。

    つまり、場合によっては「才能」という、ほんのわずかな原液に大量の水を足して、量を多くしないといけなくなってくる。そうなると、キャラ設定が最初の頃より大幅に(大体は悪く)変わってきたり、話にほころびが出てきたり、なかなか進まなくなってくる。読者は話の続きが気になって仕方ないのだけれど、漫画家のモチベーションが続かなかったりする。ゆえに、体調を崩される漫画家さんもおられるのではと思います。

    漫画家によっては、人気が出ても体調を崩さず、作品を持続出来る人はいるとは思いますが、そういう人は、実際には、なかなか少ないのではと私は勝手に思ってます。何処かで「妥協」しているのではないかと。何故なら、毎回、自分の描きたい漫画=売れる漫画とは限らないからです。つまり、自分が本来描きたい部分をおさえて、大衆受けする「売れる」話に軌道変更しているのではないかと。

    誰だって、自分の「好き」を作品に投入し続けて行きたい。でも、人気が出てくると、それが出来なくなってくる場合がある。これは難しいとは思いますが、一番良いのは、例え話が短くても、漫画家が作品への本来の情熱を失わない内に、作品を完結させるのが一番、漫画家にとっても読者にとっても良いのかもしれません。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    今では、こういう画力というか、迫力ある絵を描ける漫画家が非常に少なくなったと思います。絵だけでなく重厚なストーリーを描ける漫画家も同様だと思う。

    ここのサイトの運営会社の性格もあるのだろうけど「広告で人気!」とか「推薦」と紹介される漫画をざっと見ても、エロやグロ。似通った感じの漫画しかない。芸が無いというか、話に捻りがない。

    「こういう内容なら売れるだろう」みたいな、最初から何かを当てにした様な感じが凄くする。日本の漫画業界、これからどうなってしまうのでしょうか。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    おもしろかったです。

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    広告でよく見かけたので、無料サンプル3話分だけ読みました。てっきり会社内の(女性を中心とする)ドロドロとした人間関係の漫画かと思い、余り期待していなかったのですが、実際は、割りかしライトというか、コメディの様に描かれていて読みやすかったです。絵も、会社内の話のせいか、古くさくなく現代的な明るいタッチだと思いました。

    合コンの話も、お笑い芸人の集まりみたいで読んでておもしろかったです。自分的には、合コンに参加していた加賀くんが水(お酒?)ばかり飲んでて、合コンに興味ない様に見えたのですが、実は一番人間観察に長けていて、表紙の女性二人に並ぶくらい「サバサバ」していて良かったです。

    とらふぐさんの漫画は、以前にも別作品を一つだけ読みましたが、その時は、魚の鮟鱇(あんこう)の名前が出てきました。今回の漫画に出てくる網浜奈美。奈美は「波(なみ)」にも変換出来るから、網、浜、波と海尽くしです。とらふぐさんというお名前も、漫画も、なぜか魚の名前がよく出てきます。作品名の「サバサバ」も魚の鯖(サバ)かなと最初は思っちゃいました。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    「私刑」を趣味とする異色な警察官。

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    世に復讐物の漫画は多いですが、この漫画は、才色兼備な現役のエリート警察官が、法の網から逃れた犯罪者を独断で裁く漫画となっております。どこか画風は「多重人格探偵サ◯コ」の田島昭宇先生に似ております。

    残酷な「私刑(=処刑)」のシーンが多いですが、その分、主人公である壇の見た目で分からない心の闇や冷酷さが覗けるかと思います。

    他の復讐物漫画と少し違う所は、壇の美しさや性格にフォーカスが当てられてる点かなと思います。後、壇自身も少し犯罪者めいているというか、歪んだ性格をしてます。

    最近思う事は、話の中で、壇が(処刑する)犯罪者に出逢う偶然が非常に多い事かなと思います(広大な山の中で出逢うとか) 。

    リベンジ系の漫画は「法から逃れた悪者を処刑する」という読後の爽快感があるので、読者は「もっともっと話を」と描き手に求めるとは思いますが、描いてる方は本当に毎回、話を作るのが大変だと思うので、これは仕方ない事かなと思います。

    • 0
  6. 評価:1.000 1.0

    内容と宣伝の仕方が良くない。

    最近は…こういった作品が多いですね。「人が人を喰べる」とか「人を人の命を奪う」とか、とにかく「人間の死」を扱った漫画が多過ぎる。特に「人が簡単に人の命を奪う」描写の漫画が多い気がします。

    なぜ多いのか?人を生かす作品より、そっちの方が話を作り安いからかなと思いました。安易な方に流れやすいというか。しかも、それを過激に表現したり、美化する風潮がある。タイトルとかにして、人の関心を引き付けようとする。描いてる人間はそれで面白いかもしれないけど、ウンザリしてる読者も多いのではと思う。

    人間は基本「生」の方にあると思う。弱ってる人間が漫画を読む事で、生きる希望を取り戻す。漫画家の手腕が問われますが、そういった作品が今の時代にこそ必要なのではと思います。

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    面白いです。

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    本作品ではありませんが、他の方々のレビューを読むと「現実ではありえない」という感想を、よく目にします。

    でも「それって、どうなんだろう?」と、いつも思います。現実にある様な事を漫画に描いたって、つまらないと思います。

    確かに、舞台設定が現実世界だと、ストーリーを膨らませるには、制限があるかもしれません。ただ、何でもかんでも「ありえない」と否定してしまうのは、何だか、それこそつまらない気もします。

    話がそれましたが、本作品も、そんな感じかなと思います。女性一人(先生)の陶芸教室に複数の男性陣。確かに、乙女ゲームみたいな感じで、現実には「どうなんだろ?」と思いますが、読んでみると面白い。各キャラクターも、それぞれ良い味出てます。色々な土、様々な色の釉薬(=登場人物達)が上手く混ざって、陶芸教室が一つの作品みたいな感じです。

    失礼を承知で正直に申し上げますと、同じ漫画家さんの作品「片恋グルメ日記」は、内容と絵が少し古臭い感じで付いて行けなかったのですが、本作品では、絵柄が現代的で読みやすいです。

    作中で、猫を飼い始めた男性の話がありましたが、読んでて共感する部分がありました。やはり、男女問わず、年を重ねて行くと、若い頃は着れた服が、今では恥ずかしくて着れなかったり、学生時代に仲が良かった女友達も、結婚や出産等々で付き合い方も変わって行くのかなと、しみじみ思いました(^^;。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    「化生の城」。

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    従来のミステリー物とは異なり、凶悪な罪人の家族として現代を生きる主人公が、過去にタイムスリップする事で、それまで知る事のなかった家族の温もりに触れたり、多数の謎多き事件に直接関わる事になります。

    中盤まで読んだ感想としては、ストーリー全体は「テセウスの船」という立派なものではなく、シリアルキラーを軸に、人間の罪と罰、愛憎、様々な感情や事象が複雑に絡み合いながら形を変えて行く、さながら「化生(=犯罪者)の棲む城」と呼んで良い程、いびつで歪んだ形に見えました。そして、ヒトの心が抱える闇が見えました。

    続きが気になります。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    「悪魔的なメロディーとその代償」。

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    表紙とタイトルに惹かれ、読み始めました。とにかく絵の上手さに圧倒されますし、ストーリーも続きが気になり、課金して読んでます(^_^;)。

    「ブルーズという音楽を、ギターで上手く弾ける様になりたい」RJの願いは、悪魔?と契約し、沢山の代償を経て叶えられたと思います。ただ、願いが叶った矢先、現実に戻った時のRJの絶望の描写が凄い。まるで「浦島太郎」の様でした。

    やがて、RJは故郷を捨て旅に出ますが、悪魔?と契約したRJと関わる事で、悲劇へと向かう人々が沢山出ます。その様子は「RJ」という小石を水面に投げ、生じる「混乱」と云う波紋を楽しげに悪魔(本作ではアイク?)が見ている様にも思えました。

    前半はブルーズについての話で、RJは欲したギターの技術を手に入れますが、後半はその代償と言うか、RJが様々な困難に見回れます。

    「悪魔と音楽」という斬新な設定の話で、途中までは面白かったのですが、マクドナルド氏が出てきてからは、マクドナルド氏という富豪の老人の話が中心になっている気がして、前半の様な面白みが少し欠けている印象があります。

    後、RJをトラブルに巻き込んだクライドは最初はカッコ良かったのですが、段々写実的な描写になっていて、ストーリーに登場した時より少し残念な描き方になってます( ´△`)。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    我が家にも欲しいペンギン!!。

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    表紙の何処か冷めた目をしたペンギンに惹かれ、無料分しか読んでいませんが、話は面白いです!ペンギンがとにかく可愛いです!お料理もめちゃくちゃ上手くて気が利いて、飼い主思いで、奥さんなら満点💯だと思います。

    失礼を承知で書きますが、一見すると、ペンギンの描き方が脱力感ある描き方で、作者の絵の評価が低く思われるかと思いますが、それは違います。飼い主の男の子や友人を見ても分かる様に、この作品の漫画家先生は絵が上手いです!!

    自分が勝手に思うに、斬新な設定やキャラから思うに、本作品は、作者の意欲作なのではと思います。昔、凄くハマって読んだ、岡田あ~みん先生の作品を思い出させます。最近は、こういった意欲作に滅多に出逢えないので、何やら嬉しいです。今後が気になる作品です。

    • 0
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