半兵衛、半兵衛、何処へ行く。暗闇に灯りをともして歩くのは、夜の街行く人々を守る為か、己の進むべき「道」を照らす為か。
江戸に来た当初、完全な「化け物」になりかけていた彼に仏心を与えたのは、夜の街をたくましく生きる女性達の存在だったのですね。正に彼女達は「菩薩」だったのかなと思います。
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半兵衛、半兵衛、何処へ行く。暗闇に灯りをともして歩くのは、夜の街行く人々を守る為か、己の進むべき「道」を照らす為か。
江戸に来た当初、完全な「化け物」になりかけていた彼に仏心を与えたのは、夜の街をたくましく生きる女性達の存在だったのですね。正に彼女達は「菩薩」だったのかなと思います。
例え、殿様の命令で何十人殺めたとしても、半兵衛さんは人の心を失っていなかった。己の為、家族を守る為に仕方なく命令に従っていたんだと思う。その証拠に、今では他者の命を大切にし、自身の子供も大事に守って育てている。人心を失っていたのは殿様の方だと思う。
お米を食べて、故郷を思い出す。「獣」から「人間」に戻る瞬間を実に見事に描いてると思う。
長谷川様の言葉、幕末を思わせますね。
それにしても、人の世は合縁奇縁。今回は、およしさんにとって正に「禍福縄目の如し」の出来事でした。辛い事もあったけれど、長谷川様という素晴らしい方とのご縁が出来た事は救いでした。
人の縁(えにし)は不思議なもので、村で起きた事件が、江戸の火盗改めの長谷川平蔵様に関わる出来事になるとは…。
確かに、後味が悪い話かもしれない。でも、盗人の世界にも、変な話だが「掟」があり、仲間を裏切ったり、お上に売った者は裏切り者の烙印を押されてしまう。一度踏み入ってしまうと、なかなか出られない闇の世界。その落とし前の付け方も非常に残酷だと思う。
それを覚悟で密偵の方々は、日々長谷川様の為に尽力されているのかなと思う。
一度は捨てた命。長谷川平蔵様に救われ「この人なら」と長谷川様の為に、その命を全力で使い捧げる。それが「使命」。これが彼ら密偵の「第二の人生」なのかなと思う。長谷川様も、彼らの気持ちを分かって下さっていたのではと思う。だからこそ、全力で守ろうとするのだけれど、人の命はなかなか思う様に行かない。
歴史の教科書には載らないけれど、江戸時代の人々が安心して昼夜暮らせた背景には、この様な密偵の方々の尽力があったからかもしれない。
一話全部読んでないけど、自分が思うに、主人公の右手のタトゥーは「大罪を背負う以上、正規の医者には戻れない」という意味で、云わば「烙印」の意味なのかなと思う。
しかし、絶望の世界から生還した人間なら、その後の行いによっては、その「烙印」が聖人の証である「聖痕」に変わる時が来るのかもしれない。
実在の芸能人と、その人の歌を侮辱する様な描写はどうかと思う。何でも可笑しく描けば良いのではないと思う。
もしかしたら、亀吉さんは安兵衛さんを父親の様に見てたのかな?。それにしても、長谷川様が感情的になったのは初めて見たかな。それだけ亀吉さんは仏の様な慈悲深さを持った貴重な青年なんだと思う。
牢屋の中に、長谷川様のご友人が( ;∀;)!!きっと長谷川様が先読みして手配して下さったのですね。左馬之助様もお優しい。
もっこり半兵衛
008話
第四話 半兵衛と夜鷹(2)