4.0
独特な世界観でした
30過ぎた男が小学生や中学生に恋心を抱くというのは理解できないのですが、いやらしくもなく、背徳感もなく、ピュア感すらあって、ついつい最後まで読んでしまいました。これはヒロインの女の子の純粋さ、一途さあっての物語だと思います。孤独な人間が引き合うのに年齢は関係ないって事でしょうか。我が子が親子ほど年の差のある男性と・・・と考えると、ちょっと抵抗がありますが・・・
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2905位 ?
30過ぎた男が小学生や中学生に恋心を抱くというのは理解できないのですが、いやらしくもなく、背徳感もなく、ピュア感すらあって、ついつい最後まで読んでしまいました。これはヒロインの女の子の純粋さ、一途さあっての物語だと思います。孤独な人間が引き合うのに年齢は関係ないって事でしょうか。我が子が親子ほど年の差のある男性と・・・と考えると、ちょっと抵抗がありますが・・・
ハーレクインは長い物語を10話くらいで完結するので、はしょり感のある事が多いのですが、さすが活劇漫画の多いさいとう先生、読み応えがあり、面白かったです。絵もいつもながら魅力的ですし、満足の作品です。
ののかちゃんは「鈍い」と言うよりも、素直で正直で人をすぐに信じてしまうタイプなんでしょうね。ウソをつけないから、人を疑うこともないのでしょう。とても好感が持てます。だからまわりの人たちから愛され、友達にも大切にされるのでしょう。だからこそ桐山くんも、ののかちゃんには心を惹かれていったのではないかと思われます。計算とか空気を読むとかでは、太刀打ちできない。心と心で向き合うしかないですものね。ののかちゃんが良い子なので、好感が持てるお話になっています。
一ノ瀬くんとリコちゃん、どちらも一途で純粋でいい子です。好感度高いです。あらあら・・・と思いつつ楽しませてもらいました。二人が一件落着したところで、次は三崎くんとリコちゃんのお友だちがくっつく展開でしょうか。三崎くんはともかく、このお友だちのスクープ根性があまり好きではないので、70話まで読みましたが、ちょっとここらで小休止しようと思います。
でも、ストーリー展開のつめが甘い感じです。共感したり、感動したりという盛り上がりがありません。漫画にリアリティは求めませんが、全体的に中途半端な感じです。もう少し人間を魅力的に描いてくれるといいなぁ。全部を読み終って感動が少ないです。もっと余韻の残るラストを望みます。
ストーリーも絵も荒削りな感じですが、勢いと元気があると思いました。それぞれのヒロインには、強さだけではなくやさしさや繊細さがあるといいなと思いますし、男性には包容力や人間としての大きさが感じられるともっと魅力的になるように感じました。読んでいてちょっと疲れました。
一つの小説を短い漫画にしているので、大ざっぱ感がぬぐえないです。それでもいろいろ読んでいると、中には感動的に仕上げているモノもあるので、ついつい読んでしまいます。このストーリーも急ぎ足感がぬぐえません。ストーリー的にも前の恋人のことばかり語る男性になぜ惹かれるのか、よくわかりません。きっとストーリーを丁寧に紡ぐともっと印象が違ったのでは・・・と思います。
お互いに一目惚れに近いのでしょうか?ヒロインのみわちゃんのどじっぷりに「あり得ない」というレビューもありますが、私もみわちゃんに近いドジなので、まぁ、そういう人もいますよ~と思いますし。絵もかわいくて、好きです。こんなにまっすぐに揺らぎなく好きな気持ちに正直でいられたら、幸せでしょうね。もう、これは夢の世界ですね。悪い子も出てこなくて、不快感なく入り込めます。残念なのはラスト。突然にブチッとぶった切られてしまった感じで残念です。本当はもっと続く予定だったのが、何らかの事情で終ってしまったような印象を受けます。それで星一つマイナスです。
ヒロインが妙にバタバタとうるさいので、共感が生まれない。もともと先生と生徒ものはあまり好きではないけれど、切なかったり、ほのぼのとしていたり、うまくいってほしいと思うストーリーもあります。このヒロインは自分勝手すぎる。先生の立場とか、こういうことがまわりに知られたらどうなるのかとか、高校生だったらもう少しし考えられるはず。行動があり得なくて引きます。たとえ漫画の世界であっても、このヒロインの人格、あり得ないです。だから、なぜにイケメンくんが惹かれたのかも謎なんですよね。
ヒロインが最初は夫を守るために、次には自分が自立できるように助けてくれた人のために強くなっていくというストーリーは痛快です。彼女はいつも自分のためではなく、愛する人たちのために立ち向かっていくので、とても好感が持てます。ただ、絵が好みではなくて、最終的には彼女と結ばれる男性がどうしてもかっこよく見えないし、夫が溺れていく女性も美貌で魅力的肉体という設定なのに、ただの派手な太めのオバサンにしか見えない。親友も「美人」ということになっているのに、他の漫画で言ったら不美人のくくりになりそうな感じなのが残念でした。読みながら脳内変換が必要だったので、そこが辛かった。ヒロインは地味なはずなのに、彼女だけが可愛く描かれています。最終話に出てくる夫が、不倫関係にあった女性と再婚し、「幸せにやってるよ」と言い、「あなたが幸せでよかった」と笑顔で別れるシーンがあって、残念な気持ちになりました。ヒロインにも心から愛する人ができたし、彼女は本当に心の綺麗な女性なのでしょうが、私としては、このサイテーな夫には不幸のどん底に落ちて欲しかった。何だかここで、ものすごくがっかりしてしまいました。それまでは星4つくらいだったのですが・・・。星3つなのは、私の心の狭さかなぁ・・・
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これは恋のはなし