5.0
田舎の男って……
田舎の兼業農家の長男に嫁ぎました。旦那はやさしくて人当たりもよくて、たまに優柔不断でイライラするけど、それなりに幸せ。
が!舅が最悪でした。
黒い物も、舅が白と言ったらたとえ間違っていたとわかっても言い直さない。
人の意見には耳をかさず、その人の意見を、さも自分の意見のようにつらつらと話しマウントとってくる。
私は舅から、名前で呼ばれた事はありませんでした。
『おまえ』でもなく『てめぇ』呼ばわりでした。
田舎の男の何がそんなに偉いのか、考えるけど、ばかばかしくなって考えるのをやめます。
いろいろと様変わりしている世の中だけど、悪しき習慣だけは変わらないのか…
この物語のヒロインには本当に幸せになって欲しい。
過去に言われた言葉は呪いのように残るけれど、幼なじみとの宝物のような記憶だけを思い出して生きていってほしいです。
- 3