灑雅さんの投稿一覧

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評価5 28% 7
評価4 28% 7
評価3 24% 6
評価2 12% 3
評価1 8% 2
11 - 20件目/全20件
  1. 評価:3.000 3.0

    少し残念

    前2作品は非常に笑わせてもらいましたが、今回はネタの魅力よりもキャラクター達の魅力が強くなり、「笑わせるネタ」はパワーダウンのように感じました。

    正直、どのシーンも特別笑えなかったです。淡々と読み進めてしまいました。

    この作品、または作者さんのファンだ!という方以外には、強くはお勧めしません。
    前2作品が非常に秀逸だった為、期待値が高すぎた面はあるかもしれません。
    星3つは流石に辛口過ぎかもですが、3.5〜3.8くらい。
    星4つには届かない印象です。

    しかし「完結編」とした潔さは評価したいところ。
    あくまで「シリーズ完結の為の作品」としてみるならば、キャラを積極的に動かしたこのストーリーで良いのかもしれません。

    • 2
  2. 評価:4.000 4.0

    今、モーレツに答え合わせがしたい(笑)

    狙われた学園に転校してきた謎の少女。てっきり学生刑事かと思いきや、実はゲームの達人であった。

    水木画風だけでも可笑しいのに、随所に散りばめられた漫画・小説・映画のパロディにクスリと笑ったり、大爆笑したり。いや、楽しませて頂きました。
    地下迷宮ではウィザードリィまで登場するなんて嬉しがらせてくれるじゃありませんか。いや、平仮名だったからポートピアなのかなw

    和田慎二と大藪春彦が好きなので色々と嬉しかったです。
    ドラマ・アニメだけじゃなく原作の愛読者でなければ気付かないシーンも多数。
    番外編なんてカイジ読んでなきゃ、何がなんだかわからないかも。でも、作者もそれを承知で描いているのだろうから、これでいいのでしょう。

    ほとんどのパロディには気付けたと思うのですが、遥か昔の記憶ばかりで見落としもあるはず。
    猛烈に答え合わせがしたくて仕方ありません。
    星4つはパロディ込みの評価です。
    平成生まれの方には、少々差し引いて頂くのが宜しいかもしれません。

    • 1
  3. 評価:1.000 1.0

    浅い。あまりに浅い。

    インタビュー形式による取材内容を、作者の理解というフィルターを通して語り直しただけ。おそらく事実とは微妙に違う「作者が、こう受け止めただけだろう」という部分も多数含まれているのではないか?

    つまりは「よくある、女性同士の雑談」に過ぎない。
    噂話は、人の口から口へと伝わる時に、歪曲、誇張され、変質していく。

    短時間のインタビュー程度で、深い話や背景など引き出せるわけもなく、あくまで「作者の頭の中でイメージされただけ」の話だから、とにかく浅い。

    ヒロイン達は金銭的に裕福で世間知らずのお嬢様達に見えるし、そういうタイプとは違った雰囲気に描かれている作者が、突然同意や同調するシーンには非情に違和感を覚えた。

    レビューを書くからには、ある程度は作品の全体像を把握せねばと購入して読んだが、レビューの為に課金するのも馬鹿馬鹿しいし、ptの無駄遣いに過ぎないのでこの辺でやめておきます。

    まったく共感出来ないし、金を払って女の雑談を聞きたいとも思わない。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    先に前作を読んでから読もう

    前作に引き続き、面白い!
    この作品を読んだ読者は、大半が前作を読んでいると思うが、
    そちらに書いた内容と同じレビューを敢えて書かせて貰う。

    ヘタウマ調の画風も、主人公のキャラクターや話のパワフルさにマッチしている。
    実話をそのまま調理せずにまな板から皿へと移すと悲惨さ陰惨さ凄絶さなど人の心に澱を残すようなものが強く出過ぎてしまうが、この作品は(作者は、というべきか)それらを大変上手く捌きエンターテインメントとして仕上げている。
    それこそが作家でありアーティストとしての「プロの仕事」だと思う。

    4.5点を付けたいが、端数設定がないので、前作星4つ、今作品星5つとさせて貰う。

    これから読もうか迷っている人には
    「迷うなら読め!」と伝えたい。
    (ただし、前作を読んでから(笑))

    • 22
  5. 評価:4.000 4.0

    プロの仕事だ!

    面白かった!

    無料広告で見かけ、どうせよくある実話エッセイ系だろうと、粗探しの斜に構えた視線で読ませて頂いたが、良い意味で予想を外された。

    ヘタウマ調の画風も、主人公のキャラクターや話のパワフルさにマッチしている。
    実話をそのまま調理せずにまな板から皿へ移すと悲惨さ・陰惨さ・凄絶さ等々人の心に澱を残すようなものが強く出過ぎてしまうが、この作品はそれらを大変上手く捌き、エンターテインメントとして仕上げている。
    それこそが、作家でありアーティストならではの「プロの仕事」だと思う。

    • 0
  6. 評価:2.000 2.0

    読者の情報量次第

    読み手を選ぶ作品です。
    少々のグロは平気で、かつ、さほど数多くの作品を読んでいない方には、そこそこ面白いだろうと思います。

    ただ、数多くの漫画、小説、映画作品に触れてきた読者にとっては、作者が影響を受けているであろう過去作品の数々がぶわぁ〜っと頭に浮かび、純粋に楽しめない(苦笑)
    これはあれに似てる、ここはあの作品とカブるなぁ、などなど、そういう俯瞰が始まっちゃうと、もう作品世界には入り込めないですよね。
    二番煎じの寄せ集めを上手に繋ぎ合わせた印象。
    作者の中で消化しきって、自分自身の作品として新たに生み出した、という域には達していないのが残念です。作者の今後に期待かな。
    話数は結構多いけどコミックスにすると5巻完結だから、ある程度読んで続きが読みたいと思った方は、ここのptは他作品に回し漫喫などで一気読みするのがベストかも。

    星2.5を付けたいけれど0.5刻みは無く、現在総評3.5になっているので一応星2にしときます。
    こういう作品に出会うのが初めての人にとっては充分面白いだろうと思います。

    • 1
  7. 評価:1.000 1.0

    短編モノと思った方がよい

    8話まで配信されていた時点で、今後の伏線回収がある可能性を考慮して星3にしましたが、9話以降を読み、そういう期待は出来ないと判断したので星1にてレビュー再投稿します。

    しっかりした構成があるわけでもなく、場当たり的なショートショートだと思って読むのが吉。
    物語の作り方もキャラ作りも設定が浅く、プロ作家のレベルではないです。
    突然、主人公の視点や性格付けが変わるのは、意図しての技法ではなくダラダラと続話を継続するためだろうなと思ってしまいます。

    もしもオムニバスのつもりで描いているのならば、最初から読者にそれがわかるようにしなければいけないと思いますが、そういう意識すらもたれていないように見受けられます。課金してまで読むほどではないと感じました。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    博戯の妙を描く

    宝クジやルーレットのように運任せの賭事(とじ)に対し、麻雀やポーカーなど賭ける者が主体的に勝負結果を左右するのが博戯(ばくぎ)。

    知恵をふり絞り、欲望を制御し、全身全霊で勝ちを取りに行く。人間の本質が剥き出しにされ、人間性の全てが試される。
    そんな博戯の醍醐味、魅力と、危険性を垣間見る事の出来る作品である。

    知的ゲームとスリリングな冒険を好むタイプには、是非一読して欲しい。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    まったく共感は出来ないが、、、

    夫婦、それぞれの想いが両者の視点で描かれているので、作品としては面白く読める。

    私自身はフルタイムで仕事しながら子育てしているので、主人公が2歳児検診程度で疲れるとボヤくようでは甘いと言われても仕方ないと思うが、まぁキャパは人それぞれなので責める事でもない。

    結局のところ、旦那が育児に対してあまりにも無知・無理解な上に、
    妻に対して自分が上位者であると勘違いしているところが問題点であり、不愉快さを生み出す元凶になっていると思われる。

    だけど、こういうご亭主って結構多いんだよなぁ。特に大企業勤めでそこそこ稼ぎの良い男性にこの手合いは多い。
    専業主婦の友人達のご主人にもこういうタイプは複数おり、よくも毎日こんな男と一緒に生活出来るものだと感心する。
    男性側に理解があれば、事態が好転すると思われるケースは少なくない。しかし、大抵この手合いは妻を見下している故か、妻の言葉に真摯に耳を傾けない。

    主人公に共感出来る人にとっては、想いを代弁し、ストレス軽減の一助となる作品であろうと思う。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    日常の隣にある非日常

    お試しで読んで以来、ずっと先が気になり続け、、、。
    それでも数ヶ月我慢していましたが9話まで配信されたそうなので、それくらいの分量があるならと会員登録に踏み切りました。

    孤独死やゴミ屋敷が珍しくなくなりつつある昨今。他人事ではないと考えさせられます。
    特殊清掃現場のリアルな情報は非常に興味深く、今後、もし何か不慮の事態に遭遇した時にも、心構えのようなものが出来る気がします。

    やや誇張や脚色された箇所もあるかとは思いますが、学術的記録や報道ではなく、あくまでエンターテイメントですから許容範囲だと思います。
    特殊清掃現場ならではの体験や情報を発信して欲しいです。続編も楽しみにしています。

    • 0

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