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なぎらさんが昼間からお酒を飲んで、だらだら喋るだけの漫画です。
しかし、何故かそれが面白い。
悪いイメージしかない昼間酒ですが、なぎらさん独特の「ゆるい雰囲気」のお陰で嫌らしさを感じさせないのが魅力。
絵も雰囲気に良くマッチしています。
オムニバス形式で購入しやすく、話数も手頃です。
昼間酒という取っ付きにくいテーマの作品ですが、酒漫画に嫌悪感が無いならオススメしたい作品です。
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レビュアーランキング 252位 ?
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なぎらさんが昼間からお酒を飲んで、だらだら喋るだけの漫画です。
しかし、何故かそれが面白い。
悪いイメージしかない昼間酒ですが、なぎらさん独特の「ゆるい雰囲気」のお陰で嫌らしさを感じさせないのが魅力。
絵も雰囲気に良くマッチしています。
オムニバス形式で購入しやすく、話数も手頃です。
昼間酒という取っ付きにくいテーマの作品ですが、酒漫画に嫌悪感が無いならオススメしたい作品です。
かつて天才と言われた選手に訪れた「衰え」「挫折」そして残酷な「現実」。
それらに抗うために闘い続け、苦しみの先にある人間としての成長・・・。
「己の限界と闘う」とは何かと熱く問いかけるストーリーに胸を打たれます。
絵はわりと強めの癖があるので、ある程度人を選びそうだなと感じました。
個人的には若い人より、若い頃の気持ちを忘れかけている「大人」に読んでほしい作品です。
オススメ!
江戸の町を舞台にしたグルメ漫画。
最終話の「めで鯛」以外はまかないのレシピもついてます。
ストーリーは飯屋のお嫁さんが日常の様々なトラブルを持ち前の元気と一本気で解決する・・・という朝ドラのような内容を目指したものと思われます・・・
が
何故か主要人物が不愉快な人物ばかりなのです。
○主人公・・・夫がいるのに他の男に心が揺れる。夫と別れた直後の再婚。
○板前・・・主人公(人妻)に対するストーカー行為
○主人公の夫・・・不貞行為
○義父・・・息子の不貞行為を手放しで喜ぶキング・オブ・畜生
○義母・・・子供を産まない嫁に嫌味
彼らが実に不愉快な最終回を展開します。
どうしてこうなった・・・
近未来の沖縄県、海上に建設された人工島での物語。
海難事故で父を亡くした少女が、父を追いかけ、海で成長していく・・・という典型的な少女の成長物語です。
ラストの主人公の成長した姿にはホロリときます。
世界観や設定はありがちな内容とも言えますが、ラストまでストーリーが綺麗にまとまっていて好感が持てます。
絵も丁寧な感じで読みやすいと思います。
話数も手頃で購入しやすく、海洋ロマンが好みなら買いだと思います。オススメ。
いわゆる漫画家マンガ。
作者の自虐ネタ中心のギャグマンガです。
ネタ半分にしろ漫画家失格というより、社会人失格的な人柄や、年収100万台の極貧エピソードが紹介されています(作者は単行本を何冊も出されている作家さんなので、極貧エピソードはネタだとは思いますが)。
読み進めるうちに、作者の御両親や身内などは作者のことをどう思っているのだろうか・・・と想像してしまい切なくなってしまいました。
人間は若い頃から目標を持ち、継続して努力するのが大切なんだと再確認することができる作品です。
言わずと知れたグルメ漫画の草分けにして金字塔です。
バブル期のグルメブームの一翼を担った存在で、作品からもバブル期の元気だった日本の雰囲気を感じます。
オススメしたいのは特に前半、山岡さんのやさぐれた感じと、悪役然とした海原先生が堪らなく格好いいと思います。
「このあらいを作ったのは誰だあっ!」
とか最高です。
とても面白いミステリーです。
主人公を狂言回しとし、悪党たちが妖怪や祟りを演出して完全犯罪を行うという内容。
前半に散りばめた伏線が、一気に収束していくスリリングな展開は、さすがに京極夏彦と唸らされました。
絵は好みもありますが、作品の雰囲気によく合っていると感じます。
ストーリーもオムニバス形式で購入しやすくオススメです。
かつて六本木の王と呼ばれた伝説のホストが帰ってきた・・・!
ホストを主役とした夜の世界の話ですが下品な表現はあまり無く、
むしろホストバトルとも言うべき「男の意地のぶつかり合い」的な熱い展開と、迫力のある絵にグイグイと引き込まれていきます。
しかし、ラストはかなり唐突で
「あれ?これで終わり?」
と確認したくなるようなラストでした。
義理のお兄さんの問題や、堂島社長とのバトルは・・・?
真ギラギラという続編も配信されているようなので、伏線はそちらで回収してるんでしょうか?
面白い作品ですが、まるで打ち切りのようなラストが残念でなりません。
剣と魔法のファンタジーな世界観のバトル漫画です。
ファンタジーものでありがちな作者が一人で考えた良くわからない不思議世界に読者がついていけない・・・というような事も無く、わりとすんなり読めました。
良い意味で適当で、ファンタジーもの特有のダラダラした世界観の解説でテンポが悪くなることもありませんでした。
内容は典型的な「少年誌のバトル漫画」です。
特殊能力(魔法)を駆使し、敵への怒りや仲間との友情を爆発させて、巨大な敵に立ち向かう・・・
良く言えば「王道」、悪く言えば「ありがち」なバトル漫画です。
でも、こういうのが面白いんです。
一昔前まで「ファンタジーものは売れない」と言われていましたが、こういう作品を読むと「時代が変わったな」と感じます。
手塚治虫のエピソードが、関係者へのインタビューをもとに紹介されていきます。
エピソードを読んで感じるのは、やはり手塚治虫は天才なんだということです。
偏執的なまでの作品への情熱や、飽くなき探究心、命を削るような創作欲は天才のものだと感じました。
その天才に必死で食らいついていくアシスタントら虫プロのスタッフ、手塚治虫と原稿をめぐり必死の攻防を見せる編集者たち・・・ノンフィクションのみが持つ生々しい迫力を感じます。
また絵が内容によくマッチしていて、現場の熱気が伝わってくるようでした。
神様・手塚治虫の生身の姿がここにあります。
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