5.0
壮大
中学時代に友達だけでなく 先生も読んでいたというちょっと変わった作品でした。
私が読んだのはそれよりかなり後でしたが 壮大な世界観としっかりした人物描写に引き込まれます。
初見では難解な部分もありましたが 読み返すと ああ そう繋がってるのか、と感心したり。
少し長いですが 漫画ならではの醍醐味を感じられる名作です。
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46413位 ?
中学時代に友達だけでなく 先生も読んでいたというちょっと変わった作品でした。
私が読んだのはそれよりかなり後でしたが 壮大な世界観としっかりした人物描写に引き込まれます。
初見では難解な部分もありましたが 読み返すと ああ そう繋がってるのか、と感心したり。
少し長いですが 漫画ならではの醍醐味を感じられる名作です。
三只眼パイとその不老不死の術で不死身になってしまった八雲の 人間になるための旅。
フツーの高校生だった八雲が パイのためにどんどん強くなっていく様子に萌えてしまいます。
個人的には三只眼のツンデレが好き。
スケールが大きく 戦いも多いので流血シーン多数、とてつもなく長いですが 読んでよかったと思える作品です。
とにかく登場人物が個性的で 一癖も二癖もある奴ばかり。
でも 音大ってこんなんなのよねー。
と 出身者は 懐かしいあるあるとか あのストイックな世界を思い出します。
さすがにペトルーシュカを一回聴いただけでコンクールで弾くとか フランス語を一晩でマスターとか んなアホなーみたいな漫画的要素は否めないけど ギャグ的に面白いところと 丁寧な心理描写に加え、音楽的背景もしっかり描かれていて 入り込んで読めます。
絵は好みが別れると思いますが 音楽に関わる者としてはクラシックを夜に広めてくれた 功労者として称えたい作品です。
矢沢あいの中では少し異色のミステリー的な作品。
連載を読んでましたが、ちょっと大人な世界観で 小学生が出てくるから辛うじてりぼんで連載されてるのかなとか感じてました。
話は好みが別れるかも知れませんが 安定の画力と心理描写で引き込まれます。
この作品から 矢沢作品はぐぐっとオシャレ感が増しましたね。
天使なんかじゃないからの流れを継いで どんどん大人感も出てきました。
この後に続くパラダイス・キスが大好きなので この作品があって良かったと思ってます。
明るくて素直で誰からも愛される翠が羨ましかった。
「冴島翠みたいになりたい」
連載当時 このマミリンのセリフに 深く深く頷いていた私も 歳を取って 本当に魅力的なのはマミリンみたいな女性かもと思う。
矢沢あいらしい丁寧な描写な引き込まれながら ちょっと大人の世界も覗き見た。
そうか、色んな恋愛があるんだな いつかこんな恋がしてみたいな、そんな事を思いながら読んだ若かりし頃を思い出す 青春の作品です。
矢沢あいが渾身の力を込めて描き始めたという本作。
二人のNANAは勿論、登場人物の様々な悩みや背景などが丁寧に描かれていて それぞれ好みはあるでしょうが リアルな表現に引き込まれます。
残念ながら休載のまま 読者もどんどん歳をとっていますが それでもいつか続きが読めるならと思ってしまう一作です。
矢沢作品の中で一番好きな本作。
「いや、こんな高校生いるか?」
みたいな感じもありますが、恋と夢、様々な葛藤を丁寧に描いた矢沢あいらしい一作です。
映画化されましたが ラストは違いましたね。
私は漫画版がリアルで好きです。
私は長年の連載でコミックス全巻集めるのにすっかりいい大人になってしましましたが、とにかく一コマ一コマ美しい描写と丁寧な表現に目が離せません。
森のピアノの設定はピアノに関わる者から見るとだいぶ無理がありますが それをも気にさせないほどの後半の圧倒的な説得力!
音楽を愛する者として この作品と出会えた事を幸せに思います。
カイを通じて 沢山の人にショパンを、ピアノを知ってもらいたいですね。
この旦那さんのような考えの男性はまだまだ少なくないですよね。
この奥さんのように 生かせる特技がある人はいいですが そういうものがない人は 病んでいくんではないかな。
ほんわかしたタッチですが 現代の日本の課題を見た気がします。
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