5.0
人物描写と生命力と躍動感と
柏木ハルコ先生の「花園メリーゴーランド」の常識を破壊する感覚とエロスという名の生命力が心地よかったので、「鬼虫」も全話読みました。こちらの話も抽象的にストーリーは同じです。要は、我々の現実とは違う文化を営んでいる集団に、我々の現実と近しい人間が放り込まれたことによって起こる騒動の人物描写と生命力、躍動感が素晴らしいです。
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柏木ハルコ先生の「花園メリーゴーランド」の常識を破壊する感覚とエロスという名の生命力が心地よかったので、「鬼虫」も全話読みました。こちらの話も抽象的にストーリーは同じです。要は、我々の現実とは違う文化を営んでいる集団に、我々の現実と近しい人間が放り込まれたことによって起こる騒動の人物描写と生命力、躍動感が素晴らしいです。
虫編のラスト、不覚にも涙した。あの、盲目になった故に、文字だけのシーン。名作です。あのシーンでハンターハンターの作者はやっぱり天才だと思った。
勧善懲悪ではない、それぞれの生物の立場での正義、理屈がある。お互いにとって良いものをすり合わせていくがなかなか難しい。
不倫はいかんが、恋をすることはだれにも止められない。実際、魅力的な異性にはときめくものよ。ただし、理性を持って、一線は超えちゃいけない。だけど、感情の一線を越えなくするのは不可能。好きになってしまったらしょうがないです。
どうしようもない罪をおかす人間に対して、刑罰が軽すぎることは良くある話。実際、抑止力の為に、刑罰は重くすべきだと思う。だって、普通、そこまでの犯罪侵さないでしょ。だけど、現実に刑罰が軽すぎるなら、民間で代行する発想は誰もが思うだろう。それを具現化した漫画。社会に一石投じてます。
私の食の知識は美味しんぼです。料理を楽しく学ぶ最高の教科書です。特に初期の頃の作品が人情的で好きですね。
推理本が好きな主人公、自らそこで得たものを実世界で試す時がやってきた、しかも、命がけで。非常にスリリングな展開で目が離せない。
変人が多いのが面白い。特に昔はネットも無かったので、個性的な人が多くいて変人が多かったであろう。面白い。アイヌ文化も何気に勉強できる。アリシパちゃんの変顔にそっくりな人が取引先にいる。でも、似てますねと言える関係でもまだない。
さえない爺が最強のマシーンに。悪と対峙する姿は痛快そのもの。絵は綺麗だが、躍動感はない。躍動感がもっとあればもっと面白い。でも、あの遺伝子で娘はかわいいな。
ゲイの人に焦点を当てた作品。ゲイというだけで、つらい差別を受けることへの憤りを感じる作品だった。差別はいけない。ゲイの人が全員がいい人な訳なく、嫌な奴だっている。だけど、それをひとまとめにして差別するのはいけない。ちゃんと人を見ないといけませんね。
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鬼虫