5.0
超よかった
よくある横やりや胸糞展開になりそうな伏線をぶっちぎる課長に感動。
低体温な主人公はとても普通、無理やりなドラマがない、そのぶん気持ちの小さな浮き沈みがグッとくる。作品全体を通じて立ち現れるのは、普通の自己中な男、普通の若くて焦ってる子、普通の意地悪な人。課長も、奇跡のようにいい男だけど普通の人。普通の中のキラキラがすてき。
末永く幸せにね、とキャラたちに言ってあげたい。
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20601位 ?
よくある横やりや胸糞展開になりそうな伏線をぶっちぎる課長に感動。
低体温な主人公はとても普通、無理やりなドラマがない、そのぶん気持ちの小さな浮き沈みがグッとくる。作品全体を通じて立ち現れるのは、普通の自己中な男、普通の若くて焦ってる子、普通の意地悪な人。課長も、奇跡のようにいい男だけど普通の人。普通の中のキラキラがすてき。
末永く幸せにね、とキャラたちに言ってあげたい。
胸糞悪いイジメをした人間たちがバンバン吹っ飛ぶ様子は、グロいながらも考えさせられます。全編通して言いたいことはよくわかる。というか、言いたいテーマありきで漫画表現使った、という感じで、終わり方が本当にあっさり。
拓巳によって集められた生徒たちの深い内面をもう少し見たかった。まぁある意味リアルだけど…
茜の持っていた優しさがテロに向きませんようにと祈る。
1話目では主人公の純が今時な「低体温系、嫉みアリ、平凡で優しくて、ただやり過ごしていけばいいだけ」な女に見えたけれど、少しずつ、行動や思考からチラチラと芯が見えて、気づけばめちゃくちゃ応援してしまってました。
前を向こうとあがくときの顔に、モノローグに勇気をもらえる。幸せになってほしい。絶対続き読む。
そして真山くんが…ほんときゅんとする。他人を鬱陶しく思い、遠ざけてた彼の心が、まっすぐに純に向かうときの言葉はとても感動する。
旦那さんは…可哀想なとこもあるけど、浮気どうこうより向き合わないとこが自業自得なので知らん。それにしても旦那さんに近づく女こええええええ!思ったよりあからさまにこえええええ!
すんごい面白い作品です!
30話まで読了。
こやまゆかり先生の描くヒロインはいつも前向きでまっすぐで応援したくなる。
けど、今作のひかるはいくらなんでも鈍すぎて応援できない時が多い。 ナツコの毒に対して反論も対抗も防御もしなさすぎて、うううーもういっそ早く陥れられて破局してくれ、と思ってしまう。(恋人のシンドウがまたギリギリで踏みとどまるもんだから…… )
それにしても、26でいきおくれ扱いとか凄い世界だ。30歳の受付嬢への扱いのひどさたるや読んでいてムカムカした。30でも綺麗なひとなんてたーくさんいる現在だけど、10年前、20年前は今よりもっと女を下に見る風潮が強かったんだろうな。
そういう世界をぶち抜いて私たち読者にパワーをくれる強さを、ヒロインひかるがこれから見せてくれるのか、ちょっと頼りないので星みっつ。
まだ無料分すら読み終えてないけど(15話ぐらい読んだ)レビューしてしまおう。
かなりグロイ「保菌者」描写、絶対絶命の状況、そんな中決してズボンを履かないというありえないヒロインに、作者の並々ならぬお尻へのこだわりを感じる。
あえてリアリティを減らす色々を入れてパニックホラーを軽く仕上げようとしているのか。それともパニックホラーは単なる入れ物で、それを舞台に女体やゲスい女や友情を描きたいからこういう作りなのか。
絵が綺麗でキャラの描きわけもいい感じ、とくに見せたくてたまらないだけあって女子の美尻の描写はすごい。だけどなんだろう… 和食のコース食べてる途中で突然プリンアラモード出てきても美味しいと言えるかどうか。今作をどう評価するかはそんなところで大きく分かれそうである。
野暮としりつつツッコみたい。
お父さん、そんなに何も教えてあげてない息子に「愛してる」って言っても説得力ないよ。そもそもこんな町に何故帰る?
お母さん、どんだけヒスなのよ。むしろ怖いよ。
みんな、お外にヤバイゾンビがいて何をしたらNGかもわかんないのにとりあえずドア開けすぎでしょ。
「LAでも夜出歩いたら危ない、それと一緒でしょ!」 って主張、さすがに無理あるよ。違うよ…全然違うよ…
こんなツッコミどころ満載のみとずを、いい町とかいって住み続ける人が満載な時点で、これはファンタジーだと割り切らないとダメですね。私は割り切ったので、まあ楽しく読めましたが、無料分40話読んで今のところ少しでも愛着が湧いたのはドラゴン君だけで主人公はどうなっても仕方ないかな程度に思うほど寄り添えないキャラ状態、これ以上は買わないかも。(そのドラゴン君も、最初やたら説明なしで、主人公を舞台から動かさないための装置にしか見えなくてゲンナリだった)
物語後半に、
『お父さんもお母さんもドラゴンもサキも主人公に大事なことを絶妙なタイミングで教えてくれなかった理由はこれだった! 』みたいなのがくれば見直すけど、まず無さそうな匂いがします… 厳しめに、星ふたつ。
ヒロインの影野ちゃんは、この手のお話によくある、「陰キャだけどちょっと磨けば速攻ダイアモンド級美少女」ではありません。
ちゃんとnot美少女、成績も悪い、運動全然ダメ、見事なコミュ障。チビでダサい。
でもかわいいです。
けなげな、心の美しさ。そういうのが報われてほしい一読者として、応援せざるをえない。
見た目だけでキャーキャー言われて、望んでもいないのに有名税とばかりにプライバシーを侵害されてきた光永くんの心に、影野ちゃんの存在がすっと入ってきたのが納得できます。
きっとハッピーエンドだろうと、安心して読めちゃう感じが、良くも悪くも星よっつかな。
無料配信分読みましたが、冒頭はとにかくグロく怖い!
でもここから謎解き要素が出てきそうで続きが気になる。クラスメイト全員の名前と顔がリストで出てきたあたりから、ミステリー感があるのに、なんかもう1時間に1人死ぬんじゃないのペースで死人が出てくるむちゃくちゃなスピード感。
絵が綺麗で、キャラそれぞれの性格を顔つきから推測できるのも、この手の話ではすごく重要だと思う。怖いけど、来月続き買っちゃおうかな。
夫の浮気をきっかけに、一介の主婦だった真琴はトップモデルへの道を歩き出すーー。
こう書くとありふれているが、そこに至るまでの紆余曲折の描写が細やかで、真琴の心情の変化、試練に耐えるほどに表れてくる彼女の強さ、そして周りの人間も彼女の変化と共にどんどん変わって行く様子がしっかりと描かれていて、心から応援しながら一気読みしてしまった。手入れの行き届いていなかった主婦がやりたいことをみつけ美しくなる、それだけでも楽しいし、それ「だけ」の作品もけっこうあるけれど、この「薔薇の聖戦」は別格に内容が濃かった。
悪意に満ちたライバル・サラ、高みにいるトップモデル・茜子、ハートのあるプロダクション社長・まどか、売れてはいないけど優しい先輩モデル・美鈴。背中を押してくれるカメラマン。真琴の両親、子供たち、夫。そういった重要キャラ全ての事情と心情が描かれていて、多少むちゃくちゃな行動も力技で納得させられてしまう。
モデルという仕事の本質や素敵さ、ハードさ、おしゃれの大事さも満載で、絵もソフトで読んでいてワクワク。
自分も子持ち主婦の境遇なので、子供と仕事の狭間で揺れる描写には胸が痛んだし、女は家にいて夫を支える裏方で「可愛がられる幸せ」しかないのが当然という真琴の夫には吐きそうなほどムカついた。(若い皆さん、まだ女は家にいろって圧力けっこうあるんですよ…世の中からも。身内からも。結婚するときには、男も女もこのへんの価値観話し合うことを強くオススメします)
メインじゃないキャラにもみんな丁寧に設定や個性があるところもとてもよかった。ママ友の八ヶ岳さんのエピソードがとても好き。
はばたけ、女たち! 前を向いて歩いて、大事なものを守れ! それこそが「薔薇をまとう」生き方なのだ!
元気の出る作品です。
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