2.0
設定の意味がない
心の声がダダ漏れですって設定が、もう出落ちみたいなもんでほとんど意味を成してない。
どんだけ陛下が心の中で主人公を大事にしていても、主人公は何故か自信がなくて国に帰っちゃうとか。なんで?聞こえてるくせに?
ストーリーがわけわからなくなっちゃってるんだけど。
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1016位 ?
心の声がダダ漏れですって設定が、もう出落ちみたいなもんでほとんど意味を成してない。
どんだけ陛下が心の中で主人公を大事にしていても、主人公は何故か自信がなくて国に帰っちゃうとか。なんで?聞こえてるくせに?
ストーリーがわけわからなくなっちゃってるんだけど。
なんかこの手の話でいつも思うのは、優秀で国のためになるとわかっていながら、気に入らないというだけで追い出す王子のアホっぽさよ。
結局国が困るのに。
婚約破棄だけでいいでしょ。別に文句言わなそうだし。なんでわざわざ隣国に送っちゃうんだろ?
親友ってほどでもない、卒業してから没交渉だった学生時代の友人を、彼氏でもないちょっと気になってた同僚にとられた、空気の読めないヒロイン。
そのヒロインが仕事中に恋愛関係を聞いてきたり、弱ってるところ個人的にお茶に連れ出したりとセクハラしまくりの上司に乗り換える、そんなお話です。無料分でリタイア。
なんかなー。姉妹に比べて劣っているヒロインが結婚相手に溺愛されるってよくある話なんだけど、ヒロインがそろってぐずぐずいじいじしてるんだよな。そのくせ「自分は仙女じゃない」って告白もしないという図々しさ。サッサと言っておけば性悪の姉につけこまれることもないのに。
神様の手違いで転移した世界で薬師として生きていくことになりました。
で、今日から1人で、となったその日に侯爵家の長男の騎士というハイスペックなイケメンと出会います。つまり、結局最初から人のお世話になるんですよね。いや、ファンタジーだからあれこれいうのは野暮というものですが、せめて通りすがりじゃなくてもうちょっと出会いの方法はなかったのか。なんならこの出会いまで神様が仕組んておいたのならわかるんだけど。
継母と義妹がきてから家に居場所がなく、婚約者にも捨てられて、、、というのは最近よくみる話。とはいえ継母も意地悪はするけれど虐待というほどではなく、父親も贔屓はしていても一応ヒロインのことも娘としてそれなりに大切にしているし、ヒロインもなんとなく居辛い、といった程度なのがリアルです。ヒロインはクズ男の婚約者に何故か執着していましたが、婚約者を妹にとられ、愛想がつきます。この時もヒロインが悪者にされる、、、などというお約束の展開ではなく、父親もヒロインの為に怒ってくれるし、相手の父親も馬鹿息子が申し訳ないと頭を下げにくる常識人です。
このあたり、不必要にヒロインを可哀想な設定にしていないところが、個人的には高評価でした。何よりヒロインが泣く泣く身を引く前に、グーで婚約者を殴り怒鳴りつけるところが(婚約者の父親もやむ無しと認めるところとか)よかった。
が、納得できる展開だったのはここまで。結婚相手はいやいやこんなやついないだろ、と突然のファンタジー。コミュ障設定はわかるけど、挨拶もできない人がどうやって領主つとめてるわけ?戦場ではちゃんと喋れてるの?父親が息子を十年も部屋に閉じ込めた意味もわからない。見限ったんなら捨てそうじゃない?
なんかもうちょっとあり得る展開にしてくれないと、読み続けるのが厳しい。
小説の中の悪役令嬢に転生するというよくあるストーリーです。コメディ仕立てでテンポもいいので楽しめましたが、まあそれだけ。
8年間ヒロインを探し続けて、やっと見つけた途端地元にまであらわれてつきまとってるラルフ。なぜ名乗らない?会った時にあのとき助けていただいた者ですと言い給え。
だいたい8年間も見つけられなかったのなんでだ。結婚してるかも死んでるかもしれなかったのに。
騎士団の軍服を縫っていた針子がその腕とやる気をかわれて王室の衣装担当になる、というサクセスストーリーは素敵だなと思っていましたが。
なぜ最初から王弟の侍女なの?経験もないのに急に侍女って、他にいるだろ。独身女性だと鬱陶しいというなら結婚して家庭持ってるどこぞの夫人に頼めばいいじゃん。なんで急に若くて可愛い針子を侍女にするんだ。下心まんまんじゃん。
結局、騎士の婚約者に振られましたが、もっといい男見つけて見返しましたって話になるのか。がっかりです。
悪女は悪女のまま、決して性格はよくならないまま復讐していくのがなかなか面白いです。ストーリー的にはツッコミどころが満載ですが、サクサクすすむのでイライラすることがありません。
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陛下、心の声がだだ漏れです!