5.0
すっごくリアル
高齢化社会になって、ますますこの漫画にあるような現実世界が繰り広げられているのでしょうね。
元々看護師さん達には尊敬の念を抱いていましたが、
本当に大変なお仕事ですね。
でも患者さん達みんな長寿を全うしていて、そこまで生きられて凄いって思います。
人生100年時代なんて言うけれど、
まだまだ癌とかの病や事故や事件で若くして亡くなる方々もいっぱい居ます。
あと10年20年30年…平均寿命的にはもっと生きられたのに、
と思うと知り合いでも親戚でもない立場の私が、
なんともやりきれない気持ちになります。
またこの物語を見ていて看護する側はこれが日常な訳だから、
いちいち1人1人感情移入してては自分の精神がやってられなくなりそうでもあります。
仕事割り切ってテキパキさばくことも必要でしょう。
オフは疲労困憊で寝て過ごすだけで自分時間を楽しむこともままならない。
そんな中でも作者さんは患者さん達との様々なエピソードを織り交ぜて、
看護の現場と終末期の患者さんの人生をわかりやすく描かれています。
とても読みやすく、興味深い作品だと思いました。
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お別れホスピタル