5.0
作者さんが凄い
将棋のことは全く分かりませんが、作者さんが将棋に関してとってもお詳しいのだろうな〜というのがよくわかる作品ですね!
いかに今話題の藤井聡太名人達が凄いかも合わせて感じられますね。
主人公の零くんは幸せな家庭に育っていたようではあるけれど、物語はその家族を失った後からの描写であり、ひとり孤独にとてもとても辛そうに生きているように見えました。
将棋が好きだからというよりも、自分が1人で生きていく為には将棋しかないという切羽詰まった鬼気迫る生き様が描かれていて、見ているこちらとしても何とも辛いものがあります。
その過程で、親身に力になって支えになってくれる近くに住む姉妹家族や学校の先生、将棋仲間達など。
育ての親とその家族との関係もありつつ、零が成長してゆく姿は見応えあると思いました。
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3月のライオン