5.0
いじらしくて、泣けます
読み始めは、何だか奇妙な空気が漂う癖の強い作品で…と、正直、画風も含め取っ付きにくかった(笑)
幼稚園入園前の幼児が独り暮らしなんて、漫画とはいえなんと無理のある設定か!あり得ないだろう!と、ツッコミどころ満載だったが。
読み進めていくにつれて、その独り暮らしの『理由』らしき背景が見え隠れしだすと、私の凝り固まった常識的観念が根底から崩れだして、無表情の子供らしさの欠片もないコタローちゃんがいじらしく、愛おしくすら感じだしていることに気がついた(笑)
無表情のまま、感情を込めずにとのさま語というテレビアニメの主人公が話す口調で、淡々と話すコタローちゃんのいじらしさ、おちびさんながらもしっかりと彼なりの『男の美学』を持ち、強くなる努力をし続ける魅力に、完全にのめりこんでいるではないか!(笑)
コタローちゃんが、何故独り暮らしをしなければならないか…。
夫婦間、親子間の強すぎる『愛情の歪み』が痛すぎて、切なさで胸が苦しくなる。
ありえない!と最初に感じる人は…
自分は『恵まれている』人なのだと気づくことだろう。
-
2






コタローは1人暮らし