4.0
元魔王かと思ったら…
勇者の理不尽な強さに敗れた魔王が絆を学んでいく話…かと思いきや、25話まで読んだところで驚きの事実が。
道理で、同胞にも冷徹だと言われた割に素直でヒーロー的な心を持ってるなと思った。
絵のタッチは好きな方だけど、描かれている線がどの物体のものなのか判別しにくくて、何が描かれているのか分からないシーンが多いのが残念。
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690位 ?
勇者の理不尽な強さに敗れた魔王が絆を学んでいく話…かと思いきや、25話まで読んだところで驚きの事実が。
道理で、同胞にも冷徹だと言われた割に素直でヒーロー的な心を持ってるなと思った。
絵のタッチは好きな方だけど、描かれている線がどの物体のものなのか判別しにくくて、何が描かれているのか分からないシーンが多いのが残念。
面白かったです。
この作者さんの描く嫌な女は、事情を知っていくと同情してしまいますね。
近くにいたら嫌だけど、キャラとしては嫌いになれないという感じ。
東雲さん以外の男の人たちがあまりに簡単に妃乃に騙されていってしまって、
読者から見たらアホか!って思いますが、
私事、若い頃キャバクラで働いたことがあって、その時に友達の嬢に色恋営業かけられているお客さんが場内指名で呼んでくれるということがよくあり、
ある日、本指名が席を抜けた時にお客さんにボソリと
「俺もこれがただの色恋営業なのは分かってるんだ」と言われたのを思い出しました。
自分の事を騙そうとしている悪女なのは分かっているけど、それでも見放したくない、
自分の度量で彼女が変わっていってくれたら良いなと。
私たちは、こんなに辻褄合わない話で騙されて、正直、男ってバカだな〜と思っていたのですが、
意外と向こうは、こちらの浅はかな仕掛けはお見通しで、騙された体で寄り添ってくれてるって事もあるのかなと。
真奈ちゃんが妃乃を赦し続ける姿勢にも、そんな表面だけじゃない愛情を感じたし、
妃乃が今まで騙してきた男性たちの中にも、そうやって本当の妃乃を引き出し寄り添うつもりだった人もいたんじゃないかなと。
友人を陥れては束の間の自己満足を得て、それもすぐに消え…を繰り返してきた妃乃は、最後まで相変わらずではありましたが、
あの電報を送れた事や空を見る表情は、
真奈との仲に消えない何かを見出せてきたのではないかなと感じました。
いつか2人が再会できるか、会わずじまいか分からないですが、
他人に勝つ事にこだわるより、自分が幸せになる道を妃乃が見つけて行けたら良いですね。
穴以外の2タイトルは、各3話で1物語、
穴はオムニバスで、1と2は1話1物語、
穴3と穴4は、2話で1物語の前編後編という構成です。
なので、1話だけ読んでみたいという場合には、穴の1か2なら1話で読み切ることができます。
ホラー漫画ですが、妖怪や霊が出てくるような話ではありません。
よく幽霊やお化けは、見る人の意識が脳に見せているなんて言いますが、
全編を通じて、主人公の幻覚?ともとれる現象に読者ごと巻き込まれていくような印象でした。
GAME OVERは、主人公以外の友人達の顔が真っ黒や、表情なく描かれており、
さらに名前はZとかGとか、、
まるで思い入れしようのない登場人物で異様な雰囲気ですが、
そんな友人達が消され、戻ってくると鏡に映らない人になっている、
そんな鏡に映らない仲間が次々に増えて、
「あれ?こんなに沢山いたっけ?何人で来たんだっけ?友達って誰だったっけ?」となる展開に
この一切キャラクター性のない登場人物達がぴたりマッチしていて、なるほどと感じました。
穴は、それぞれのストーリーで「穴」の設定が違い、
特に3,4が面白かったです。
主人公の女の子は、眠るといつも連ドラのように同じ登場人物で進む夢を見る。
そこで夢の中の自分がいつも夢で冷たくあしらっている男の子がいるのだが、ある日主人公の目覚めている時の世界にこの彼が現れ、ここ(主人公にとっての現実の世界)は俺の夢の中の世界だと言う。
ここは、自分の現実の筈なのに、彼の夢なのか、もしかして夢の中の自分も何処かにいるの?…と意識が交錯していく中、
夢と現実を繋ぐ穴の存在に気づく…といった話です。
私は笑ちゃんは、中学受験に失敗しランク下の学校に入学し、
良い成績でも親に評価してもらえず、間違えた漢字をひたすらノートに練習させられる笑ちゃんが主人公の話。
テストで満点だった時にも母親は彼女の書く「笑」の字が下手だと、寝る時間を削ってノートに書かせます。
誰でも経験あると思うのですが、同じ漢字を繰り返しそれだけ書いていると、それが意味のある文字ではなくただの記号に見えてくる…
そんな感覚の中、友達に教えられた「鏡に向かって『お前は誰だ』という遊び」をすると心が落ち着く…と、
少しずつ壊れていく笑ちゃんの感覚が分かるだけに悲しくなってしまいました。
ちょうどサイト開いたら配信された所だったので、8話目読みました。
ひえ〜…そうなる!?
元カレの家に忍び込んで裸エプロンで料理大量に作ってるとか、、
もうニュースになるレベルの狂気でしょー!
それにしても徳井さんは、周囲の女性から揃いも揃って、都合良い肩書きの付いた物扱いされていて、
近寄ってくる人も勝ち組になりたいから…って、なんか可哀想ですね。
いつか幸せになって欲しいですね。
それにしても、中山さん、性格悪いわ〜。
詩織は良い気味として、親の会社への引き抜きを餌に女子社員を裏切らせるとか、、
結局は皆にかしづかれていないと気に食わない人なんですね。
最終的には親の権威振りかざしてくるなんて、、
お父さんがわざわざ他の会社に世間勉強に行かせた意味あったの?(^_^;)
それに娘を身元隠して引き受けてくれた義理のある会社から引き抜きって、倫理観なさすぎでしょ。。
枝葉だけど、そこは気になりました。。
ストーカーの正体は、個人的には「88」=「パパ」?お父さん??と思っていました。
ちょっと意外です。
都内の下町出身者としては、六本木やお台場も昔の不便だった頃のイメージが残ってしまっていて憧れもないので
なんで、あんなに足元すくわれて仲間もいない虚飾の場所にまだこだわるのか、分からない…。
六本木のキャバクラに落ちたのなら、
新橋も港区なんですが、SL広場前あたりのキャバクラは?って勧めたくなりましたw
あとは赤坂見附とか。
むしろ六本木より働きやすいですよ。
なんか末路が可哀想になってしまいましたが、
とうとう明日香先輩が出てきそうですね!
サヤの理解者になって救ってくれるんでしょうか?
それとも更に追い込みかけてくるのか…?
個人的には、そろそろサヤに気づかせてくれる人が現れて、救われて欲しいです。
私もしばらくキャバ一本で働いていた時期があって、
その後アラサーの頃に、前の店の地域は避けつつも、少しだけ派遣のキャバで働きました。
あの独特の音楽と照明の空間に戻った時の花子の気持ち、わかるなぁ…と思いました。
売れるとあからさまにヒエラルキーが上がって何でも正当化されていく、
それでも普通に懐き懐かれ…の人間関係はあって、
だからといってそんな友情の関係でも平気で嘘が混ざってる、
キャバクラのバックヤードの雰囲気が良く描かれていると思います。
キャバで働いていると、どうせ店についてから夜用のメイクし直さなきゃならないので、
同伴が無ければ頭ボサボサ・すっぴんで出勤なんてザラなんですよね。
だから夜あがった花子が自分に構わない地味なOLになっていたのも、人によるとは思うけど、意外と現実味あると思います。
でも、終わりの尻切れ感は正直ちょっと寂しいかな。
ナンバーの発表なんて毎月の事だし、こんな風に含み持たせるほどのことでは無いんじゃないかなぁ…と。
あと、いくつかつっこみたくなるところもあったかな。
伝説のナンバー1がバースデーで200万?とか
飛んだ子がカムバックは厳しいでしょ…とか、
それと店の売上助けるほど売れてるのにヘルプに付けるかなぁ、
しかも保証期間だろうにフリーに着かせないとか…??
彩さんの営業も、完全な友営だと客単価上がらないので、あのくらいの色恋なら店も勧めてくるし、あんな悪者扱いされる程ではないような。
あと番外編?の昼キャバの奥さんも、
あれだけ愛想なかったら指名やドリンク取れないだろうに、
昼キャバって時給はコンビニに毛が生えたくらいしか貰えないので、
バックつかなきゃ高収入ではないような…。
それに最後、シンママになったなら、もう昼キャバじゃなくても良いんじゃないかな…とか。。
まあちょっとアレ?って所はあったけど、
雰囲気としては、ドラマなどで描かれるキャバの話よりも
夜の雰囲気がよく出ていて、楽しかったです。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
勇者に敗北した魔王様は返り咲くために魔物ギルドを作ることにしました。