5.0
キラキラした感じではないですが
昭和初期、戦時中の普通のありふれた日常をほんわかとしたタッチで描いています。広島弁も読み進めるにつれ心地よくなり、すずのことも、周作さんの家族のこともとても好きになりました。
今より物がない時代だったけど、本当に大変で理不尽で逃げ出したくなるような時代だったけど、人間の心は今よりも豊かで優しくて、強かったんじゃないかな。
だから、可哀想とか悲しいよりも、すごいなー、強いなーってポイントで感動の涙が溢れました。
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この世界の片隅に