5.0
羊の夢に出てくる「君みたいな大きな子」は初音ちゃんではなかった。
初音ちゃんは自分を、お母さんは初音ちゃんを責めているようで、実は自分を責めていたんだと思う。
とても悲しい物語かと思いましたが、河川敷で出会ったホルンの少年と、お隣のおばあちゃんが救いになったんだと思います。
ファンタジーみたいだけど、無意識に自分を、身近な人を責めてしまう事で苦しむことは誰でもあるので、一人でも多くの方に読んでいただきたい作品だと思いました。
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羊の夢