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仕事で不登校問題に関わっています。専門家のお話を聞くと、不登校は家庭環境や親の関わりといった一括りにまとめられない、複雑な背景が絡み合っていて、このケースにはこう対応すれば良いといったパターン化はできないように思いました。個々の生育歴も影響するだろうし、その子自身の発達の問題もあるだろうし、周囲との関係、学校の先生の相性や先生の関わり方がその子に合うか合わないか。個別対応しかないように思いました。今行けている子もいつ行けなくなるかわからない。そんな時、やはり学校以外のいろんな選択肢があるといいなと思いました。子どもに好きな事があるとそこが拠り所となって、そこからコミュニケーションも取れるようになれます。社会に出た時に周りと繋がって生きて行けるようになれば、学校という場所にいたかどうかは関係ないのではないでしょうか。この漫画も不登校の一つのケースとして、大変参考になりました。
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