3.0
学生時代言いづらいことでも伝えてあげて離れることになった友達も、彼女にプロポーズするはずだった遊佐さんも、当然ご本人も。
みーんな未練や後悔を抱えて。
次元が離れてしまった者も、同じ次元で出会うことになった者も、どうやっても救われることがないのでは、と感じて苦しくなります。
生きていて伝えられたとしても、分かり合えないことはありますしね…でも、何か行動していたら変わっていたに違いない。
遊佐さんにはかける言葉もない…
どなたにも穏やかな日が訪れますよう…
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死役所
259話
第112条 ゴリラ②(2)