5.0
看護師です。ターミナルで働いてました。
沖田先生のシンプルな絵と話の重さが不思議なマッチングをする作品。
ただ、ゆりかごほど心を動かすものはありません。おそらく誰か取材協力者がいるのでは?
緩和ケアで働く人と療養で働く人に話を聞いたのかと思います。そして心を向けた人が亡くなる姿に慣れるためにどこかで一線引かざるを得なかった人たちかと。
だからちぐはぐしてる印象がありました。
緩和ケアで働くと病むスタッフをよく見かけます。触れ合った人が亡くなって平気な人はいません。平気になるように一線引いた末の言葉が一話につながるのだと思います。
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お別れホスピタル