2.0
マイケルのビデオレターで一見いいお話のように思えますが、よく考えてみると兄弟もヒロインも結構自分勝手です。
ハッピーエンドなのかちょっとモヤモヤしました。
トッド先生が一番マトモだったかも。
もっとライバルとして登場するのかと思ったけれど、あっさりいなくなってて拍子抜けでした。
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マイケルのビデオレターで一見いいお話のように思えますが、よく考えてみると兄弟もヒロインも結構自分勝手です。
ハッピーエンドなのかちょっとモヤモヤしました。
トッド先生が一番マトモだったかも。
もっとライバルとして登場するのかと思ったけれど、あっさりいなくなってて拍子抜けでした。
すれ違いはあったものの、嫌な登場人物がいなくてイライラせずに読めました。
主人公二人が気持ちを交わせ合えただけでなく、子どもの命も助かったしヒロインとお祖父さんも許し合えてみんなが幸せになれたのがよかったです。
え?
ここで終わるの?
とビックリする終わりかたでした。
これからちゃんと結婚までのエピソードが展開されるのではないのでしょうか・・・
ヒロインの魅力、ヒーローがヒロインに惚れている理由、ヒーローのご両親等の結婚な対する賛否、柊さんの問題等々腑に落ちないところやあやふやなままのところが多過ぎてスッキリしません。
ヒーローのツンデレな部分ももっと描いてほしかった。
ヒロインが頭が良くて心のキレイな女性で応援したくなります。
子どもの時に婚約者と姉に受けた仕打ちを恨んだり復讐しようとしたりせず、ずっと婚約者を想い続けていたなんて。
その上婚約者が両目を負傷した時には、他人になりすましてでも献身的に介抱していたとは、健気だなぁと思いました。
ヒロインとは対照的に姉は本当に嫌な女。
自分の得になると思えばどんな汚い手も使います。
ヒロインが姉の本性を暴く場面はスッキリしました。
主人公のラナが何も悪くないのに夫からの裏切りや破産、夫の愛人の兄からの逆恨みなど不幸のオンパレードで気の毒としか言いようがありません。
それでも前を向き、生まれてくる赤ちゃんを育てようと決心するラナは素晴らしいと思いました。
ヒロインの兄はもちろん、ヒーローもダメ男すぎて。
ハーレクインならではの駆け足ハッピーエンドでしたが、モヤモヤの残る作品でした。
このヒーローを許し、愛せるヒロインの心が広すぎる。
職場での女性に対するあからさまな差別や態度、見知らぬ男性が突然プロデュース、会社の専務が一社員を特別扱いなど違和感を覚えるところは多々ありますが、キレイになるための努力をして、外見だけでなく中身も変えようとするヒロインの姿は共感できます。
でも、やっぱり元々の素材がよかったからなんだと思うと良さも半減。
いじめていた同僚女のように本物のブサイクがキレイになってほしかった。
ヒーローの身勝手さとヒロインの流されやすさにイライラさせられました。
ヒーローの言動が理解できません。
ひどい仕打ちを受けながら、それを許し愛するヒロインの気持ちもわかりません。
心のパズル・・・解ける訳がありません。
元夫とその再婚相手がありえないくらい最低人間で、読んでいてムカムカしました。
反対にヒーローは元夫の上司なのに偉そうでなく、怪我をしたヒロインの娘にも思いやりを持って接してくれます。
ヒロインも簡単に男性に頼ろうとせず、シングルマザーとして自立しています。
元夫が自分に都合のいいように様々な嘘をついていても、腹は立てても動じません。
頑張ってきたヒロインとその娘が最後には幸せになれてよかったです。
田舎者のヘンリエッタとプレイボーイのデベン伯爵の物語です。
身分違いの恋、なのですが、ありきたりな最初から諦めたり身を引いたりする消極的な展開ではなく、ヘンリエッタが堂々としていて気持ちいいです。
伯爵も強引ではあるけれども、ヘンリエッタに恋してからはピュアな部分が見えたり必死さが見えたりして憎めません。
物語の途中、時折クスッと笑えるところもあり、読み終えても心地よかったです。
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愛に縛られて