5.0
子どもの頃に太っていたことがコンプレックスだったヒロインですが、見事に大変身。
随所に見える執事さんの働きがとても良かった。
ヒーローも誠実な感じで頼りになるし、サスペンス要素もあって楽しめました。
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6402位 ?
子どもの頃に太っていたことがコンプレックスだったヒロインですが、見事に大変身。
随所に見える執事さんの働きがとても良かった。
ヒーローも誠実な感じで頼りになるし、サスペンス要素もあって楽しめました。
修二がかっこよく頼りがいがあって、一途な男性でよかったけれど、修二の親に結婚を反対された時近くにいなかったのは別として、結果的に親の言いなりになっていたのは腑に落ちない感じがしました。
若さゆえ、そうせざるを得なかったのかな。
ヒロインに関しては、流されやすくて束縛夫に違和感を覚えながらも愛している、愛されていると思い込もうとしていて好きになれませんでした。
自分を変えようと思うようにはなったものの、結局は修二に助けてもらっていて依存性が高い女性なのでしょうね。
元上司の女性が夫婦関係の違和感を感じ取ってくれていたのがよかったです。
すべては弟の兄に対する憧れ、嫉妬、憎しみから起こったことでしたが、なんとなく最初から想像できて楽しんで読むことができませんでした。
ソーヤーと離れる時、すれ違いがあったにせよ失恋の痛手をその弟に癒してもらおうとするなんて私なら考えられない。
万が一誰かに癒してもらいたくなっても、それは別れた相手とは無縁の人を選ぶな。
後々色んな不都合あると嫌だから。
ヒロインの性格があまり好きになれませんでした。
不動への気持ちに気づいてからは少し素直になったり仕事もがんばったりするようになったけれど、最初のイメージが悪すぎて・・・
内容も私的にはキュンキュンやドキドキするところがなく、どうしても最後まで読みたいと思える作品ではありませんでした。
今まで読んだハーレクインとはちょっとひと味違った作品でした。
恋愛あり、サスペンスあり、バトルあり、ファンタジーあり。
でもドタバタしているわけではなく、ちゃんと話がまとまっていて楽しめました。
ダンもキャシーも頭が良くて、人に流されたり恋愛でいっぱいになったりするような人物でなかったし、変なこじらせやすれ違い、決めつけなどもなくイライラせずに読めました。
ジョナスの正体が最後わかりますが、そのあたりがファンタジーで、これまで読んだハーレクインにはなくて新鮮でした。
キャシーだけでなくジョナスもハッピーエンドで読んでよかったです。
評価が高いレビューもありますが、私は話の流れがわかりづらく、読んでいて少し苦痛でした。
恋人が突然他の人と結婚したこと、再会して再度お互い惹かれ合ったことはわかりますが、細かいところがイマイチでのめり込むことができませんでした。
子どもの頃の辛い思い出と施設長としての責任から、子どもたちに贅沢を覚えさせたくない、継続できない一時の幸せを与えたくないというクロエの気持ち、理解できます。
でも1年に1回のクリスマスに喜びをあげたい、どんな子どもも特別なんだと感じさせてあげたいというイーガンの気持ちもわかります。
子どもたちを思う気持ちは同じだけれど、立場が違うと難しいなと思いました。
この作品のヒーローはハーレクインでは少数派の穏やかで優しく、ヒロインの気持ちを大事にしてくれる男性で、こじらせてるのはヒロインの方。
クロエは頑なすぎて、もう少し柔軟にイーガンに甘えてもいいのになと思いました。
自分の好きなことを思うままにできない窮屈な時代、特に女性は家や男性の言う通りにしか生きられなかったと思うとヒロインに同情します。
頭の良さに恵まれたのに、それを活かせないのはもったいない。
ヒロイン、ヒーローともに家柄や過去など抱えているものがあるけれど、最後には自分の想いを貫こうと行動できたのはよかったです。
王道ハーレクインで、愛し合う二人が親のせいで別れ、妊娠発覚、打ち明けないまますれ違い、憎しみをぶつけるが愛する気持ちが勝り、最後は後悔と反省からのハッピーエンド。
ヒロインが流産したのはかわいそうだったけれど、きっとそのうち赤ちゃんを授かりそうな気がします。
それにしても、主人公はじめ主要人物が言葉にしなさすぎ。
状況も思うこともちゃんと話せばこじれないのに・・・
ヒロインの人に対する接し方が愛情たっぷりで、ヒーローがヒロインに惹かれていくのも納得でした。
ヒーローの弟が二人の恋の障害になるのかと思いましたが、姪っ子ちゃんのおかげで案外アッサリで・・・
女神様が二人を引き合わせてくれたことがわかったときは、私も幸せな気持ちになれました。
読み終わってあたたかくなれる作品です。
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華麗なる賭