さんたろうちゃんさんの投稿一覧

レビュアーランキング 61位

作品レビュー
投稿 480件 / いいね獲得 270件
話コメント
投稿 1,952件 / いいね獲得 1,803件
  • 新しい順
  • 全ての内容
  • ★4だけ見る
並び順
ネタバレ
その他条件
評価
検索条件変更変更しないで閉じる

1 - 10件目/全25件

  1. 評価:4.000 4.0

    タイトルから受けるイメージと違った

    ネタバレ レビューを表示する

    以前、仕事に疲れたアラサーサラリーマンが、家出してきた女子高生を拾って、一緒に暮らす…という作品を読みました。
    作品の説明としては「女子高生とのほのぼのな日常」みたいな感じだったのですが、個人的には「これ…が…ほのぼのなの?」て感想でした。
    性的な何かがチラついてたし、そもそも犯罪じゃん…って始終モヤモヤしました。
    この作品も、タイトルから想像するとそんな感じの男女逆転版なのか?性別が異なると、また違う感想持つのか?と、自分の思考に対する興味もあって読みはじめました。
    が…そもそも一緒に暮らす理由が全然違った(^_^;)
    インパクトのあるタイトルで、目を惹きたかったのかもしれないけど、全然「少年を飼う」話ではなかった。
    ちゃんと、未成年と保護者の関係を築こうとした先に、別の感情がもやっと発生するって感じでした。
    少年の凪沙くんは、よく言えば放任主義の父子家庭で育って、回りに壁を作り、自分の感情にも疎い子。
    保護者代理となる藍も、幼い頃から感情を隠すように生きてきた完璧なバリキャリ。
    そんな二人が出会って、過去の自分を少し後悔している藍は、凪沙くんに今しか味わえない十代の瞬間を楽しんで欲しいと思う。
    そのために、保護者として力になろうとする一方、他人と暮らす楽しさにも気がついていく。
    最終的には成人した凪沙くんと「お互いが特別な人」となるけど、藍はその感情が「男女の愛」なのかはまだ確信してなくて、これから二人で確かめて行こうね…って時点で終わる。
    ってことで、繰り返しますが、全然「少年を飼う」話ではない。
    そして、凪沙の高校生活や父親との関係も、わりとしっかり描写されてます。
    ほのぼのとは言わないけど、ふんわり優しい気持ちになれるお話でした。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    現在はどうなんだろう?

    ネタバレ レビューを表示する

    最近は多様性について、学校で学ぶらしいけど、りのみたいな子も少しは生きやすくなっているのだろうか?
    社会に出ると、まだまだ多くの人が隠して生活してるよね。
    それにしても、始終、水穂はいい奴だった。
    どうやって育てたら、あんな素敵な人に育つのだ🤔
    水穂含め、高校の先輩や保健の先生など、りのちゃんはまだ、回りに助けてくれる人がいた方なんだろうな。

    最後、パートナーが突然出てきたけど、出会いくらいは描いて欲しかったな。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    今の自分の知見や精神力を持って、高校生に戻ったらどうなるかな?と思うことがある。
    もっとうまく立ち回れるような気もするが、回りに溶け込めないかもしれないな…とも思う。
    小さなことで、クヨクヨ悩まないような気もするが、きっと新鮮さが無くてつまらない日々かもしれない…とも思う。
    でも、やっぱりちょっと体験してみたい。
    そんなもしもを、仮想体験させてくれる作品。
    みんな頑張れ…と思える登場人物たちもとても良い。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    王道から外れた40代

    主要なキャラ4人は、いわゆる女性としての王道を外れている。
    でも、それは世間が決めることであって、本人たちはそう思ってない。
    そのため、王道を歩んでいる人には、ちょっとイラッとするかもしれないな…と思います。
    私は、チラホラと共感できる部分ありです。
    彼女たちの思う道を歩んで欲しいな。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    女性コミック版、半沢直樹

    この作者さんの『Good Job』シリーズが好きです。
    でも、ひと昔前の作品なので、労働環境が目まぐるしく変化している昨今、設定がちょい古いかな…と思えるところもある。
    それと、主役のスーパー上ちゃんが、仕事が出来すぎる故に、若干、説教臭くなることもある。
    本作の主人公『久我ありさ』も、仕事出来る系ですが、事案を解決する際に、自分はあまり表には出ません。
    裏から手を回して、自然の流れに見えるように、解決しようとします。
    そして、ある一つの事案から、さらに他の問題点、さらに別の問題点…と社内の問題点が繋がっていきます。
    それは、ある物事が解決しても、違和感を感じた久我さんが、じわじわと調査を継続するからなのです。
    まさに『社内探偵』久我ありさなのです。

    最近、ちょっと変わった人を、よってたかって吊し上げて、あ~あすっきり!!てな単純な作品を見かけます。
    本作も、若さだけを売りにする問題児、飯田実和が初期に出てくるので、そんな作品なのかと思いきや、それだけではありません。
    なかなかすっきり片付かないので、イライラすら人もいるかもしれませんが、女性コミック版の半沢直樹だと思って読んでください。
    面白いですよ。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    ぜひ、青年誌で!!

    ネタバレ レビューを表示する

    妻になっていた…っていうタイトルだから、妻と入れ替わるのかと思っていたら、旦那は旦那のままなのね。
    妊婦の辛さが襲いかかるだけではなく、己のダメポイントが客観的にわかるという…当事者にとっては地獄だろうなぁ。
    その分、妊娠経験者が読んだら、スッキリすると思う。
    でも、本当は、旦那さん側が読んだ方がいいんだよね。青年雑誌に掲載して貰いたい。
    受け入れない人が多そうだけども。

    ちなみに、私は妊娠の経験ないし、もうする年齢ではない。
    姉や友達の話を聞いて、なんとなくわかっているつもりではいるけど、この作品を読んで、さらに深くわかったような気がした。

    • 8
  7. 評価:4.000 4.0

    あざと可愛いヒロインだけど

    ネタバレ レビューを表示する

    『王様』ではなく『おーさま』って呼ぶのが、ヒロイン『サリフィー』のあざとさw
    まぁ、天然なんだろうけど。
    そんな感じのヒロインだから、フワフワと魔族に溺愛されるお話しが進んで行くのか?と、最初は思っていました。
    が、そうでもなかった。
    王様が、ただただ溺愛するだけでもなく、サリフィーが自分で解決すべきことは、静かに見守ったりもする。
    そして、少女漫画にしては、バトルシーンもしっかりしてる。

    イリヤ…切ない。

    評価が高いのも納得です。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    もやもや

    この作者さんの短編集が好きで、いくつか読んでいます。
    その中の『ジュテーム・カフェノアール』という作品集の『魔法使いの弟子』というのが好きです。
    スピリチュアルなのか、超常現象なのか、ちょっとよくわからない点があるのですが、なんとなくほんわかするとこが好きな短編。
    『さんかく窓の…』は、この私の好きな短編をちょっとホラーよりにして、ほんわかを無くした感じかな?

    除霊師の冷川は、超常現象は解決するものの、なぜその現象が発生したのか、その後、どうなったのか?は、作品の中でははっきりと描かれない。
    だからもやもやする。
    この作者さんは、他の作品もそんな感じなんですが、そこがクセになる(笑)

    2021年秋には、アニメ化もされるみたいなので、楽しみ。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    きっと言えな~い♪

    アニメで興味を持って、原作も読んでみました。
    昭和の漫画の定番、めがねっ娘が何かの拍子にメガネを外してみたら、あらびっくり‼️の男女逆転版。
    でも、昭和はあくまでもビジュアルから入る恋愛ですが、ホリミヤは、ちょっと違うかな?
    お互いに、学校と違う素顔に興味を持って、徐々に信頼を築いて、本当にゆっくり関係が進みます。
    本当にゆっくりなのでwその間に、他のキャラの関係か描かれたりもします。
    どの子も、魅力的で読んでいて嬉しくなります。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    社長はMに納得

    ドラマが面白かったので、コミカライズも読んでみました。
    やはり、ハルコさんは最高です。
    人を見抜く目が凄い。
    その人のダメな本質を見抜いて厳しく接しても、見捨てることはない。
    人としての器と自己肯定感が、度を越してマス(^_^;)。
    作品の中でハルコさんが『社長にはMが多い』と言っていましたが、なんか納得。
    だって世界の有名なビジネス成功者の奥方(カルロスなんちゃらとか、ビルなんちゃらとか)、なんだか気の強そうな人が多い…(^_^;)

    • 1
全ての内容:★★★★☆ 1 - 10件目/全25件

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています