4.0
特殊だけど特殊じゃない物語
特殊な体質を持つゆえに、人との関わりを避けてきた鹿山。
綾瀬や森が鹿山に興味を持ったことにより、そうも言っていられなくなる。
すごく変な設定だけど、鹿山が諦めににた感情で、その環境を淡々と受け入れているので、読んでるこちらもなんとなく受け入れてしまいました(^_^;)
でも、人との関わりが深くなるに連れ、自分の世界だけだった鹿山が、相手の気持ちを考えるようになり、ドキドキしたり、傷ついたり…それが切ないです。
そして、その部分は普通の高校生となにも変わらない。
近すぎず、遠すぎず側にいて見守っている、従姉妹の千鶴が素敵だな…と思います。
二人が恋愛関係なら、なんも問題無いのにね。
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彼は彼女に変わるので