トリー・シゼーが「皇妃である私たちよりも先にポリアナが寵愛を受けた」とされるような噂が収まってよかったわとポリアナ入場までの話を匂わせつつ、頻繁に贈り物をして「陛下の騎士」を尊重してあげている正妻の余裕風味を醸しているのに対し。
ポリアナ側の視点で「女だと言うだけで判断され、謂れのない扱いを受けるのはおかしいですよね」と語るレベッカちゃんは、三人の姫の中では一番陛下に近い視点な気がする。
姫としての立場や果たすべき役割は受入れてるけど、ポリアナという輝きを見てしまったことで継嗣を産むことだけを望まれる生き方に不自由を感じている。
本当に剣を習いたいのではなく、屈託なく笑い、迷いなく生きてるように見えるポリアナが眩しく見えるのではないかな。
物語的には恋敵である三人の妃たちが抱くポリアナへの憧れが、ちょっと切ない。
まぁ、そんなポリアナさんは今日も元気いっぱいにワニ狩りに出向いているのですが。
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皇帝と女騎士
089話
第89話