ダブルノノカさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全155件
  1. 評価:4.000 4.0

    おふざけが、時に他人の心を傷つける

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    子どもの頃から明るくお茶目、いたずら好きのさなぎは楽しい青春時代を過ごしていた。
    でも突然流れが変わることがある。
    就職してからは浮いた存在になり、彼は寝取られた上にデマを流される。小さないじめは日常茶飯事。でも抵抗したり訂正しないさなぎは孤立していく。
    そんな中、突然現れた夏目巡は、白馬の王子のようにさなぎを庇ってくれたが、実はそれは助けるという意図ではなく、自分こそが昔の仕返しをしたくて現れたのだった、という話。
    巡は昔さなぎにラブレターを書き、みんなの前でそれを読まれたという過去を抱えていた。彼は昔の風貌からすっかり変わって大人になり、今は超イケメンでエリート。
    彼の執念や、悔しさ恥ずかしさはわかる気がする。さなぎの方は照れ隠しだったかも知れないけど、された方は辛い何年間かを過ごしていた。
    でも、再会しやはり惹かれ合う2人。くっついたり離れたり。さなぎ特有の優しくて繊細な性格も関係して、読み手もかなり疲れる可能性もあるけど、結末がどうなるのか気になるお話。絵も可愛い。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    氷鉄の女に恋の賭け?

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    会社では氷鉄の女と呼ばれる無表情で仕事ができる奈央ですが、実際には可愛い心を隠していて、ずっと片想いをしている同期里村の存在も。
    ところが悪い先輩に揶揄われ、モテモテのお前ならと里村に、奈央が落とせるかどうか行ってこいと賭けの駒にさせられます。
    里村は即断られると予想して渋々告ったのですがまさかのOK!
    奈央は間も無く退職することを決めていたので、ずっと憧れていた里村から、賭けだと知った上で自分への束の間のご褒美だと受け取って期間限定の恋を楽しむことにしたのでした。
    奈央がさっぱりした可愛らしい性格で、読んでて好きになりました。賭けだと知っているため、この先を望むわけでもなく今を楽しみます。ところが、里村の方は、今までモテて流されて、その結果取っ替え引っ替えだった元カノ遍歴。でもその割に真面目で純朴。自然体の奈央と話が合い、どんどん惹かれていきます。
    それぞれの親友がいいサポートをしてくれますが、今更賭けで声をかけて始めたと言い出せない里村と、どうせ賭けだから本気で好かれてるわけじゃないと思っている奈央のジレジレ、ワクワクのお話です。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    祈りの尊さと信じる難しさ

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    原作も読みましたが、ヒロイン・フローラの純粋さに打たれます。
    キャラクターたちは少し幼い顔ですが、フローラはすぐに結婚そして離婚という嵐のような人生が待ち受けています。
    学生時代に知り合ったエリオットは朴訥で、ひたすら剣の腕を磨く真面目な青年でした。貧しいながら2人は教会でひっそりと式を挙げ、すぐにエリオットは不死魔獣討伐に。フローラは毎日エリオットの無事を祈ります。ここまでは2人は互いを思いやり本当に幸せでした。
    この後怒涛の展開に。何故かフローラが散財して借金までしているという噂が戦地まで届き、また戦地には兵士たちを鼓舞し祈る聖女見習いの女性が彼に近づき、偶然なのか彼女が祈った直後にエリオットの剣が聖剣に変身します。唯一無二の聖剣を手にしたエリオットはヒーローに、見習いの女性は聖女と讃えられ、これらがエリオットの心を狂わせていきます。一方で待っていたフローラには、安全なところでただ祈っているだけの女という批判が。
    何かの陰謀に巻き込まれたかのように、深く愛し合い信じ合っていた2人は離されていき、エリオットはフローラを裏切り例の女性と結ばれて、正にヒーローとなって村に帰還。新しい恋人と部下を引き連れて離婚を言い渡しに行くシーンは胸が痛みます。
    エリオットは不器用で単純でもあるので、噂を信じてしまい、自分は間違っているとは気づいていません。傷つきどん底になったフローラですが、常に誰かのために祈り続ける彼女は、その後心温かい新しい人々との出会いが待っています。
    とても純粋な世界観で、フローラはもちろん、エリオットですら最終的には憎むことはできません。スカッとしたザマァで解決していかないのもいいなと思います。
    お話はとてもおすすめですが、絵がデッサン風で好みが分かれるかなと思います。とても可愛いのですが。

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  4. 評価:4.000 4.0

    記憶喪失のヒロイン、自分の悪評に戸惑う

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    婚約を破棄するまでのタイムリミットが10日間と限られたことでハラハラさせられ、作品も割とコンパクトでお話のテンポが良く楽しく読めます。

    事故(?事件)で記憶を失ったヒロイン。すぐに縁を切りたい婚約者の話では、性格が悪く、家宝を盗んだらしく、使用人たちにも酷い態度だったらしい。でも本人は全く覚えていない上、ベッドで手当てされながら、以前の自分の話を聞かされて、一緒に呆れたり、申し訳なさそうにする姿はとても愛らしく、とても性格が良さそうで、本当に彼女の話とは思えない。
    彼もよく考えてみれば彼自身の忙しさにかまけてほぼ彼女と会ったことがなく、悪い噂は主にいとこからの情報だったと思いあたる(オイオイ)。
    彼がヒーローなんだろうけど、意外に勝手な人だし、手当してくれたドクターの方がいい印象なくらい。
    ヒロインが時々思い出す、夫らしき人との思い出は前の人生の記憶?さまざまな謎解きと恋の行方、何より婚約者をよく知りもしないで勝手に誤解していた彼が真実のヒロインを知ってどんな顔でお詫びするのか楽しみ。魅力が詰まった作品。

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  5. 評価:5.000 5.0

    心の障害が理解されてたら。切ない名作

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    ヒロインは美しく優しく献身的に尽くす妻。以前夫に命を助けられ、感謝や尊敬、憧れをこめて嫁いだので幸せな夫婦になれるはずだった。
    しかし夫はいきなり妻を憎んだかのように振る舞い、外では愛人一筋で、ほとんど家に帰ることはなく、仕事は真面目で有能な騎士団長。
    夫は冷酷無慈悲に見えるが、多分今なら何らかの障害だと診断され、こんな不幸にはならずに済んだのではと思う。
    夫は、小さい時から武道の鍛錬を怠らず、親からは、貴族社会では妾を持つ者もいるがただ1人の女性を愛せよとの教えを守り、出会った貧民街の娘を妻にする。ただ身分差から妻にはできなかった。後に是非にと嫁いできた妻は、美しく優しく胸がときめいて、明らかに好きな気持ちが芽生えたのだろうけど、夫には恋による胸の苦しさが理解できずこの気持ちは魔女だからだと思ってしまった。愛人に恋はしていなかったからこそ平常で一緒に過ごせたのだろう。彼の障害特有の他人の気持ち、特に愛情が理解できないことが、夫婦2人の心を行き違わせ、歯車が狂ってしまう。
    夫はある意味誠実で真面目だった。妻はただ1人というルールを彼なりに守り、貧民街の娘の立場を守るために徹底してヒロインを排除した。心に入ってきてしまうからこそ余計に憎み、出来るだけ会わなかったのだろう。
    もちろん心の障害を持つ人がみんな冷酷だったり残酷なわけではないが、障害が理解される時代に生まれていたら、と切なく気の毒でたまらない。
    登場人物は、夫以外はみんな優しくて良い人ばかり。最終的にヒロインが幸せになれたことは良かった。
    子育てや、夫婦、障害、いろいろなことを考えさせられる名作。

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  6. 評価:4.000 4.0

    理想の結婚とは?何が大切なの?

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    同棲が長くなり、まるでお母さん代わりか古女房のような扱いを受けるヒロイン・はるひ。34歳で結婚ものんびりはしていられないと考えてはいるが、相手・尚孝は朴訥で悪気はないのだろうけど、他人の側に立ってその人の気持ち、特に女性の気持ちを推察することができない。
    ヒーローの方には、がむしゃらに纏わり付いて来て、はるひの前では暴言を浴びせる後輩のぶりっ子女子が。はるひにも紳士的に想いを寄せてくれる後輩君がいて、さらに心を揺らせる。

    このまま、尚孝とダラダラ付き合って、期待する将来が開けるのだろうか?尚孝はただの後輩だと言うが、何故自分には話せない秘密を彼女と共有し彼女を優先したり、頼るような態度を取るのだろうか?
    尚孝と向き合うだけでなく、自分を思ってくれる曇りのない彼の方が幸せになれるのでは?等など揺れ動く気持ちを切々と描かれていて、続きが気になる。

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  7. 評価:4.000 4.0

    夫と愛人の家から脱出、成長するお飾り妻

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    愛人の望むままに散財し続けて家が傾き、使用人も逃げ出したヴァレリー伯爵家。お飾り妻のリーゼは、愛人の浅知恵で伯爵家を切り盛りするためだけに貧乏貴族から買った娘だった。食費の足しに質屋通いをしていたリーゼは、個人的に商売もしていた宰相アルウィンと出会い、地獄のような伯爵家での結婚生活から円満離婚し、脱出できるよう協力を仰ぐ。元々賢く努力家のリーゼは商売人として成長していく。離婚後の住まいとして無償で屋敷を一軒提供するアルウィン。しかし彼の恋心に気づかないリーゼは、恩返しにそこを商人たちのサロンにして商売を始め、更に堂々と活躍していく。

    遊び呆ける旦那様と愛人。対して知的で努力家、行動力もあるリーゼと協力者アルウィンはとても対照的。明るくバイタリティがあるヒロインは清々しい。

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  8. 評価:4.000 4.0

    地味子を独占する俺様社長

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    真面目で控えめ、いつも素顔なので目立たないけど、思いやりのある、ヒロインひかり。学生の頃、電車で助けてもらったことで海翔と知り合う。彼はクォーターで華やか、誰にでも優しい。自分とは住む世界が違うと思いつつ、ひかりはそれから8年間ずっと憧れ続けていた。
    海翔は卒業後会社を興し社長に。職探ししていたひかりもそこで働くことに。海翔はモデルや女優との浮き名を流していたが、ひかりがお洒落して友達の誘いで合コンに行ったことで海翔の心に火が付き、そこからひかりを独占するように。
    昔から、好きとは言わないかわりに、お前は俺のものだろ?と言う海翔は、勝手で傲慢、ズルい癖に、ひかりの心をを離さない。自己評価の低いひかりは自分がたとえ玩具にすぎなくても側にいられればいいと思っていた。

    ところが海翔サイドになると、実は彼も8年間、同じくひかりに片思い。ひかりは男嫌いだと思い込み、失恋が恐くて告白出来なかった。ただ彼は女性の方から寄ってくるので一途とは言えないが💦

    こんな男性に愛されるってなかなかだ。彼としてはひかりに誠実でいようと努力しているが、悪気なく俺様感満載、存在自体派手で華やか。浮気はしてなくても脇が甘くて、ひかりは何度も泣かされる。ひかりの家族や友達も心配してるし。でもそれを上回る幸せをひかりは感じてる。

    海翔さん、なかなか素敵です。絵もかっこいい。後半は遊び人だった海翔もひかりしか見ていないのが分かりますが、定着したイメージなどからひかりが泣かされるのがかわいそう。苦しい恋になりそうだけど魅力的です。

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  9. 評価:3.000 3.0

    本当の政略結婚?そこに愛はあるんか?

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    厳しい封建的な家庭で育ったヒロインは、父に命じられるまま政略結婚する。それでもなんとか幸せな夫婦になろうと努力したが、結婚記念日は夫が知らない女性と腕を組みレストランに入るのを見てしまう。仕事中心で会話の少ない夫婦。親友の助言もあり、夫の顔色を伺うのをやめて自分のやりたかったことを一つ一つ叶えていくことに、というお話。
    漫画でよくある、夫は不器用なだけ、実はずっと溺愛してて、というふうでもない。お互い好きではあるらしいけど、分かりにくくてまだお話に入り込めない感じ。ヒロインは応援したいのですが。

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  10. 評価:4.000 4.0

    お話は良かった。絵がもう一息

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    白石さよさん原作の仕事と恋両方で楽しめる物語。
    ヒロインは過去にトラウマがあり、いかにも御曹司的な男性が苦手だったが怪我したところを助けてもらい、彼の事情もあって契約的な同棲をすることになる。イケメン・シゴデキなうえに一緒に暮らすうちに優しさにも気づき惹かれていくが、彼はヒロインの会社の御曹司。住む世界が違うと思い知ったり、彼への経歴の素晴らしい縁談や元カノとな復縁の噂などに追い詰められて身を引く。ラストの彼のあふれる想いに、、という物語。

    さすが、お話の流れや、ヒロインの優しさや気遣い、程よいこじれ具合など楽しませてもらったが、ヒーローがすごくイケメンなだと言われる割には普通な感じ。絵と物語のイメージが違うような気がしました。

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