4.0
おふざけが、時に他人の心を傷つける
子どもの頃から明るくお茶目、いたずら好きのさなぎは楽しい青春時代を過ごしていた。
でも突然流れが変わることがある。
就職してからは浮いた存在になり、彼は寝取られた上にデマを流される。小さないじめは日常茶飯事。でも抵抗したり訂正しないさなぎは孤立していく。
そんな中、突然現れた夏目巡は、白馬の王子のようにさなぎを庇ってくれたが、実はそれは助けるという意図ではなく、自分こそが昔の仕返しをしたくて現れたのだった、という話。
巡は昔さなぎにラブレターを書き、みんなの前でそれを読まれたという過去を抱えていた。彼は昔の風貌からすっかり変わって大人になり、今は超イケメンでエリート。
彼の執念や、悔しさ恥ずかしさはわかる気がする。さなぎの方は照れ隠しだったかも知れないけど、された方は辛い何年間かを過ごしていた。
でも、再会しやはり惹かれ合う2人。くっついたり離れたり。さなぎ特有の優しくて繊細な性格も関係して、読み手もかなり疲れる可能性もあるけど、結末がどうなるのか気になるお話。絵も可愛い。
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夏目巡のせいで眠れない【フルカラー版】