5.0
登場人物が皆、存在感大!
赤ちゃんアタナシアのかわいい死亡フラグ回避劇から始まり、アタナシアの成長とともに、クロードが愛という感情を思い出し、本当の親子として関係を築いていく姿が描かれています。そのなかでの奮闘…黒い魔法の元凶が何なのか、最善策とは何かを、成長したアタナシアが必死にクロードを守りながら考え、親子3人が結束して、その答えを見つけ出していく過程が、濃密で面白く、飽きません。また、展開を待たされる感覚もありません。
フィリックス、ジェニット、イゼキエル、ルーカスなしでは成り立たないふたりの関係であり、重要なキャラクターのバックグラウンドや気持ちも随所に描かれています。仲間たちというよりも、大きな家族と思わされてしまうほどに、それぞれの存在感が大きいです。
笑いあり、涙あり、ワクワクありです。
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ある日、お姫様になってしまった件について【タテヨミ】