4.0
愛情表現が独特だけれど、たまらなくいい。
絵とギャグテイストが好みで、はまりました。戦闘などの残酷なシーンは出てくるものの、きれいな絵とギャグで、決して、どんより感では終わらせません。
ストーリーの主人公は、儲け話には弱い、神官ディリアン。雇い主である、出世欲・金銭欲の強い神官長に、報酬を餌にして元戦闘員矯正へと派遣されます。派遣先で待っていたのが、自身や周囲が人間だということを忘れさせられるほど残酷な訓練、洗脳を施され、戦場へと送られた元戦隊員ケレス。初対面で獰猛な狂犬ぶり。
一緒に暮らし、貴公子に育て上げていくことになるなか、意外と倫理観、責任感が強い、明るく前向き、ボジティブなど、ディリアンの魅力が明かされていきます。そんな彼女が、試行錯誤を繰り返し、全力でケレスに指導をしていくので、ケレスも徐々に生まれ変わり、ディリアン限定の忠犬ケレスに。
ケレスは学習能力が高く、屋内で様々な家事スキルを完璧に習得し、金銭や買い物などの社会授業をも、受けていくことになります。言葉は文学から学ぶため、ディリアンへの愛情表現は文学的で、シェイクスピアを学んで欲しいと思わされるくらい、この顔にその表現か、と思わされるくらいにいいです。
ロマンスに発展しづらいところはありますが、ディリアンと離れることがたまらなくつらいケレス、ディリアンに叱られてしゅんとなるケレス、撫で褒められて満足顔のケレスが、とってもかわいく見えてきます。
ケレスは貴公子になれるのか?ケレスの記憶は戻るのか?ディリアンとケレスはずっと一緒にいられるのか?など、まだ謎は残るばかりです。
本来ならばシリアスな内容であろう題材を、笑いとほっこり感で、進めていくところに魅力を感じました。
作画が変わってしまったと聞いてショックです。まだ、51話以降は、心の準備が出来ず、読めていません。
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狂犬な彼を貴公子に変えてみせます!