後のほうで示唆されることだけど、杏奈は親があんなだったから見捨てられ不安がある子なんです。そういう人って裏切られた時の反応が激烈らしいんですよ〜。九条に対する冷たい目がハンパない!
最初韓国小説だから気の強い女性なのかと思っていたけど、ちょっと普通じゃない子ってことで物語を読み進めてくださいまし。(黒瀬も相当普通でないがw)
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後のほうで示唆されることだけど、杏奈は親があんなだったから見捨てられ不安がある子なんです。そういう人って裏切られた時の反応が激烈らしいんですよ〜。九条に対する冷たい目がハンパない!
最初韓国小説だから気の強い女性なのかと思っていたけど、ちょっと普通じゃない子ってことで物語を読み進めてくださいまし。(黒瀬も相当普通でないがw)
見捨てられ不安の人は支配型の人に惹かれがちらしいけど(物語の前半では支配されて一層好きになっちゃてたよね)、今の杏奈はソウマの束縛もいなせるくらいになってる。ソウマの愛で自信持てるようになったかな。
レディコミのようでいて、男性の理想を詰め込んだようなマンガやな。
若くて胸おっきくて、でも隙があって恥じらいがあって「とっても幸せです」って感謝の言葉を言いながら抱きついてくる…!
回を重ねるごとに翔さんもエロい表情になっていて、男性のタガを外させる花音さんすごいです。歴史上の傾国の美女も案外こういう素朴なタイプなのかもね。。(のめり込んで会社潰さないでね!)
エーリッヒ・フロムという哲学者によると、愛には4つの基本要素があるという。
①配慮:愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること。ケアし育てること。
②責任:たとえケンカのようなことがあっても関わり続けること
③尊敬(尊重):相手のありのままを受け止めながら成長・発展を願うこと。自分の都合よく相手を操作しようとしないこと。
④知識:相手を知ろうとする気持ち。言葉による思考だけでなく「一つになる」という経験を通じて知ること。
ソウマくんは杏奈との関係構築から子育てに至って、①から④までできるようになったんだね。
なんだかソウマくんはすごく成長していくのに、杏奈ちゃんはソウマに守られて能天気な感じ?wま、前半でだいぶ追い詰められてたから「幸せになっていいんだよ」というオチか。
スピンオフ作品案。子育て仕事で忙しく、エチできず悶々とする二人。試練(?)を乗り越えてまた激しくシてしまうのでした、とか。
あとは、成長したけど、目的のためにはつい一線を超えちゃううっかりソウマ、その秘密を探る少年探偵リンくん(結局隠し通す)、とか。
「季節の変わり目に」、謎と切なさに満ちた、味わい深い作品でした。
「本性はそう簡単には変わらない」つーのは、「杏奈を独占したい」という気持ちのことか?前話でドクターが、子どもに対する考え方も努力すれば変わる、みたいな話してたので。
39話のテーマは、求めるだけでなく求められる喜びを知った黒瀬か?
すっごい後の方の話で、「愛してる」と言ったかと思えば「愛してくれ〜」と言ったり。「はじめから愛されていなかったんじゃないか」「俺嫌われてないよな」とかいうんですよ。愛着形成不全の黒瀬もなんだかんだで愛されたかったんだね。
(こういうの韓国語小説版には書いてあるんだろうか?漫画は絵から推測するばかりで正解がわからん)
ま、欲しがるばかりの愛でもなくて、杏奈への好きもある。行為においては涙を流して感じてくれる杏奈が愛おしくて仕方ないでしょうね〜。この後デレますよ〜。
黒瀬の中で、杏奈とエチまでしたのは計略に含まれていたんだろうか?確実に恋人にして九条側に戻らないようにするため?
杏奈が「夢の中の女」と分かったので急速に近づいたのでは?(その他傷心の表情が気になったり、避けながらもいろいろ惹かれていたことはあとあとわかる)まあ、最初は性的欲求を解消するためだったけど。
だったらそういうのもう少し説明できれば良かったですね。やっぱり感情の扱いに慣れていないんですね。
ソウマ側の気持ちはわりとわかりやすいし、失踪前から「愛してる」ってデレデレだったので、どっちかというと杏奈側の気持ちの推移を説明してほしかった。
<杏奈の気持ち?>
(とにかく父親の愛情不足、むしろ虐待(ああいうの子どもにみせちゃだめよ~)。そういう人って「自分はつまらない人間だから」となり、親密な関係を避けやすいらしい)
・黒瀬課長時代。完璧で無感情そうなのに、杏奈には熱烈執着。束縛的なアブない愛もちょっとうれしかった。
・これまで人と距離をとり心をひらけなかったけど、身も心も愛してほしいと思えた(それを「好きです」で表現?)
・しかし九条案件発覚。騙されたのは心底ムカツいた。家族もなく肩肘はって生きてきたので、侮られるのは許しがたい。しかし失踪して少しすっきりした。転職もして自分の足で立ち、従属的な関係ではなくなった。
・愛してくれてるのはわかった。しかしやはり好きになることが怖い、その後捨てられたりしないのだろうかと怖くなる(自分の母も自分も父に捨てられた)
・どうやらソウマは自分の気持ちを一番に考えて、大切にしてくれていることがわかった。(父親には自分の意思は無視されていたので、心に沁みた?)
・完璧なのに不器用なのは母性愛的にいとおしく思えてきた。
・信用できる人なら、その腕に抱かれたい。
ってな感じなんでしょうか。
前話で、ソウマが怖がらせないことを最優先にしていることに杏奈が気づいて、不器用なりに杏奈を大切にしていることが伝わったんだね。
失踪前も「愛してる」「君のためならなんだってできる」があったけど、完璧なソウマから出た愛の言葉だけでは、いろいろ騙したことを払しょくする力はなかった。ソウマのことを好きでも、大切にされない愛はいやだものね(捨てられるかどうかはよくわからないけど)。
愛という感情を理解した、というよりは、相手の感情あっての愛情関係である、というのを理解したのではないかと思いました。
法科大学院出つつトッププログラマーってすごいな!
季節の変わり目に
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