やってはいけないって、分かってる。
でも、やめられない。
それは、性犯罪です。
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やってはいけないって、分かってる。
でも、やめられない。
それは、性犯罪です。
あの日、一人にして悪かったな。
一瞬にして、あの日に戻り、
絶望するような暗闇を思い出す優希。
でも、今は、安心できるこの手がある。
この手が、どれだけ恋しかったか…
もう離れていられない。
どうしよ…
こんなかっこいい男、
見たことない…
久宝兄、
あんたがうれしそうに声をかけ、
笑顔で寄ってくると、
女性陣から睨まれてしまいます。
来るな!近寄るな〜!
キターーー!
じゃあ、千鶴ちゃん。上に乗って。
だってさ!!
「もっと頼ってほしい」
そうそう!
頼らなくちゃ!
だって、話が遅れた分だけ
司に余計に迷惑がかかるんだよ!
分かってる?!!
押し潰されそうな不安を
笑顔で隠すメルティア。
でも、アルトルやセブルスには見抜かれてる…。
アルトルと一緒に
恐怖に向かい合おうとするメルティアを
応援したいが、
酷い過去を思い出すのは辛すぎる。
話を聞くだけで胸騒ぎがして、
名前を聞くと震えが止まらなくなる。
それは、開けてはいけない過去の記憶では?
今は閉じている記憶の蓋を、わざわざ開けるの?!
メルティアが自由に生きるための唯一の方法でも、
受けるダメージの大きさを考えると、
止めてほしい!
また出たよ〜。
今度は、あさ美の知り合いか。
なかなかなイケメン好青年。
孝文がイライラぷんぷんするだろうな。
宗一にとって、結は、
唯一無二の宝であり、
大きな大きな弱み。
明るい前途を照らすこともあれば、
深い闇に囚われることも。
黒弁護士の痴情 世界でいちばん重い純愛(分冊版)
037話
第17話(1)