5.0
幼少期の長さに耐えて
まず、世界観のスケールが大きい。主人公の前世は、魔法を使える魔導師達の王国を束ねていた美貌の大魔導師。突然、皇帝が残虐な事で名高い巨大帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまった。血の繋がりさえ軽視する皇帝や双子の皇子達に好意を向けられないと◯されかねない。意識は大魔導師であっても、身体は制約だらけの赤ちゃん。どうやって生き抜こう…。
からの幼少期が長過ぎ。皆さんのレビューを信じて何とか乗り切り、やっと大魔導師であることがバラされるところまで辿り着きました。
筆頭宮廷魔法使いにバレてから、ようやくテンポが早くなって中弛み感が減ります。エピソードも登場人物も増え、謎も増え、楽しみが増えます。
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1
末っ子皇女殿下